GMシボレー店とは? わかりやすく解説

GMシボレー店

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/07/22 10:21 UTC 版)

GMシボレー店は、ゼネラルモーターズの日本におけるシボレーブランド車の正規ディーラーのかつての名称であった。現在は「キャデラック○○」「シボレー○○」と、ブランド毎に拠点名を分けている。

概要

2000年、それまでヤナセが持っていたシボレーブランド車の輸入権が日本ゼネラルモーターズ(以下、GMJ)へ移管される。 2001年、旧称「GMオートワールド店」を開設[1]。日本国内では、当初は乗用車・RV車販売から撤退したいすゞ自動車の乗用車取扱販売店(旧・いすゞスクエア店)や、旧サターンの販売店が多数参加し、他には並行輸入車をも扱う外車販売店(一例として光岡自動車グループのBUBUが運営している販売店等がある)、かつて輸入権を持っていたヤナセの販売店の一部[2] が参加した。

当初の取扱いはシボレーブランド車がメインだったが、旧・サターン販売店ではサターン、いすゞ販売店ではいすゞの看板を掲げるディーラーがあった。
そしてGMオートワールド店への部品供給は、GMグループとなったばかりの富士重工業(現在のSUBARU)が担当することになった。

2003年、GMJよりスズキへシボレーブランド車(コルベット除く)の輸入権が移管された[3]が、この頃より現在の名称である「GMシボレー店」に、店舗名称が変更になっている (その際、一部のいすゞ系販売店、旧・サターン販売店の販売網離脱が起こっているほか、スズキアリーナ店でも一部車種を取り扱うようになった)。

その後シボレーに加え、キャデラックとの併売が進められ[4]、店舗名称も「キャデラック・シボレー○○」(○○は地域名)に変わった。 かつてヤナセや日本GMとは別にGM車の正規輸入・販売を手掛けていた三井物産オートモーティブの販売網にも参加しているディーラーがあり、その場合三井物産オートモーティブ扱いのGM車と併売されるケースもあった[5]

2017年現在はさらに変更が加えられ、上述の通りキャデラックとシボレーのブランド毎に拠点名を分けている。

なお、「GMシボレー」の店舗名を名乗るヤナセ系列の拠点は無かったが、現在はヤナセ系列・GMJ系列共に店舗の命名ルールが統一されている。

取り扱い車種

開設から現在まで複雑なルールで各ブランドを扱ってきた為、本項ではシボレーブランドのみを扱う。

現行取扱い車種

(2020年2月現在)

かつての取り扱い車種

脚注

  1. ^ 「GMオートワールド店」は日本を含むアジア圏にて展開されていたもので、インドネシアのGMオートワールド店ではスバル車の取扱いがあった。
  2. ^ MW・クルーズ・オプトラについてはヤナセとして扱いはなかったが、これらの販売店で取り扱いがあった。
  3. ^ 2007年に再びGMJへ移管が行われている。
  4. ^ それまでの間、GMJがオペル・キャデラック・サーブハマーの輸入権を手にして以降、既存のGMシボレー店での新規取り扱いや新規店舗開設を進めたが、後にキャデラックとシボレーの2ブランド併売に落ち着く。
  5. ^ これらの店舗においては三井物産オートモーティブの輸入によるHHRトラバースタホシルバラードが併売されていた。
  6. ^ GMシボレー店として取扱いが無かった時期(ヤナセ専売)・原則としてキャデラックディーラーの取り扱いとなっていた時期があった。現在は全店取扱い。




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