FSVツヴィッカウとは? わかりやすく解説

FSVツヴィッカウ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/30 03:38 UTC 版)

FSVツヴィッカウ
原語表記 Fußball-Sport-Verein Zwickau e.V.
愛称 Die Schwäne(白鳥)
クラブカラー
創設年 1912年
所属リーグ ドイツ・ブンデスリーガ
所属ディビジョン 3部
ホームタウン ツヴィッカウ
ホームスタジアム シュポルトフォールム・ゾユース31[1]
監督 ジョー・エノック
公式サイト 公式サイト
ホームカラー
アウェイカラー
テンプレート(ノート)サッカークラブPJ

FSVツヴィッカウドイツ語: FSV Zwickau)は、ドイツの東部、ザクセン州の都市ツヴィッカウを本拠地とするサッカークラブである。東ドイツ1部リーグ(DDRオーバーリーガ)の初代優勝クラブだが、現在は下位のリーグに低迷している。

歴史

旧東ドイツ時代に合併、改称を繰り返したため、クラブの起源を定めることは難しい。その起源となるクラブの一つであるSGプラニッツは1912年に創設されており、最も古い起源を示すのであればこの年になる。旧東ドイツ1部リーグ(DDRオーバーリーガ)の初年度(1949年-1950年)に優勝を果たした。(ただし、決勝で戦ったSGドレスデン・フリードリヒシュタットがブルジョワ的クラブとみなされていたため、様々な政治的圧力がかかりツヴィッカウの優勝を導いたとも考えられている。)「ZSG Horch Zwickau」、「BSG Motor Zwickau」、「BSG Sachsenring Zwickau」などのクラブ名変更を経て現クラブ名となった。

クラブ最大の成功は、1975年-1976年シーズンにおけるUEFAカップウィナーズカップ4強である。この時にはクラブはパナシナイコスフィオレンティーナセルティックといった強豪を撃破した。

しかし東欧革命ドイツ統一後は、西側のクラブとの資金力の差などから低迷を余儀なくされている。一時は5部リーグにまで降格したが、現在は4部リーグに復帰した。2015-16シーズンにプレーオフを勝ち抜き、2016-2017シーズンからのブンデスリーガ3部への昇格が決定した。

スタジアムの風景

タイトル

国内タイトル

国際タイトル

  • なし

過去の成績

シーズン ディビジョン DFBポカール
リーグ 順位
2012-13 レギオナルリーガ・北東部 30 13 14 3 44 14 53 3位
2013-14 レギオナルリーガ・北東部 30 12 7 11 38 38 43 6位
2014-15 レギオナルリーガ・北東部 28 16 9 3 45 21 57 2位
2015-16 レギオナルリーガ・北東部 34 24 5 5 77 30 77 1位
2016-17 ブンデスリーガ3部 38 16 8 14 47 54 56 5位 1回戦敗退
2017–18 ブンデスリーガ3部 38 10 11 17 38 55 41 15位
2018-19 ブンデスリーガ3部 38 14 10 14 49 47 52 7位
2019-20 ブンデスリーガ3部 38 11 11 16 56 61 44 16位
2020-21 ブンデスリーガ3部 38 13 12 13 46 45 51 10位
2021-22 ブンデスリーガ3部 36 11 14 11 46 44 47 10位
2022-21 ブンデスリーガ3部 38

欧州の成績

歴代監督

歴代所属選手

脚注

  1. ^ Sportforum "Sojus 31"”. FSV Zwickau e.V.. 2014年12月14日閲覧。

参考文献

  • 『ブンデスリーガ ドイツサッカーの軌跡』 バジリコ株式会社、2005年

外部リンク





固有名詞の分類


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「FSVツヴィッカウ」の関連用語

FSVツヴィッカウのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



FSVツヴィッカウのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのFSVツヴィッカウ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS