Embedded OpenTypeとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Embedded OpenTypeの意味・解説 

Web Embedding Fonts Tool

(Embedded OpenType から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/26 02:15 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

Web Embedding Fonts Tool (WEFT) はマイクロソフトが提供する動的なWebフォントを実現するユーティリティである。

WEBページの管理者はWEFTを使って「フォントオブジェクト」を作成することができる。フォントオブジェクトはウェブページと関連付けされ、インターネット エクスプローラウェブブラウザとして利用しているユーザーが、そのウェブページを閲覧するときに、フォントオブジェクトに含まれるフォントがブラウザ上に表示される。フォントオブジェクトの拡張子は「.eot」であり、"Embedded OpenType"を意味している。

WEFTを用いることで、ほとんどのフォントをWEBページに埋め込むことができる。しかし、中にはデザイナーによって「埋め込み不許可」されたフォントも存在する。また、仕様上の問題で、WEFTでは埋め込めないフォントもある。

2002年2月25日にはWEFTの最新バージョンである「WEFT3.2」がリリースされた。

EOT形式は、インターネット エクスプローラでのみサポートされる独自規格であるため、2007年CSS3の一部としてW3Cに申請されたが、2008年3月18日に却下となり、単独の規格として再申請された。W3Cは、この申請について「W3Cチームは、EOTをW3C勧告に発展させることを目的としたワーキンググループの提案をW3Cメンバーに提出する予定である。」と述べた。しかし、最終的にW3Cは別のWebフォントフォーマット (WOFF) をW3C勧告として選択した[1]。EOT形式は、インターネットエクスプローラの後継であるMicrosoft Edgeではサポートされていない。

脚注

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Embedded OpenType」の関連用語

Embedded OpenTypeのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Embedded OpenTypeのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのWeb Embedding Fonts Tool (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS