ECLコンパチブル入力
ECL(Emitter Coupled Logic)はTTL(Transistor Transistor Logic)等と同様な論理回路で、高速動作を必要とする装置のキーデバイスとして採用されている。ECLの論理レベルは通常“High level”が-0.8 V、“Low level”が-1.8V(-2 V、50Ω終端)である。特殊なレベル変換デバイスを介さないで、ECLデバイスを直接駆動または受信できるECL以外のデバイス(例えばGaAs IC)のインタフェースをECLコンパチブルと呼んでいる。ここで、コンパチブル入力とは、ECL以外のデバイスがECL出力を直接受信できることを意味している。
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