ディプティク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/09/04 13:42 UTC 版)
ディプティク(またはディプティック、ディプティカ、二連板、対幅形式、diptych, 国際音声記号:[ dip'tik], アメリカ英語:[ 'dɪp.tɪk ])は、古代ローマの二つ折りの書字板や二連祭壇画など、蝶番で繋がった2枚の平板を持つあらゆるものを指す。語源はギリシア語のδίπτυχο [ ði'pti.xo ] で、di-(2)+ptychē(折り重なる)。古代世界では、ノートの記録や時間・方角を計るのに大変重宝された。また、ディプティクという言葉はテーマがリンクする連続した2冊の本(二部作)を比喩的に言う時にも用いられる。
- ^ Rose-Marie Hagen (2000), Masterpieces in Detail: What Great Paintings Say, Taschen, pp. 53, ISBN 3822813729
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