ダーク・デイズ・イン・パラダイスとは? わかりやすく解説

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ダーク・デイズ・イン・パラダイス

(Dark Days in Paradise から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/12 09:48 UTC 版)

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ダーク・デイズ・イン・パラダイス
ゲイリー・ムーアスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル エレクトロニック・ロック
時間
レーベル ヴァージン・レコード
プロデュース ゲイリー・ムーア、クリス・タンガリーディス、アンディ・ブラッドフィールド
専門評論家によるレビュー
チャート最高順位
  • 19位(オーストリア[1]
  • 22位(スイス[2]
  • 23位(スウェーデン[3]
  • 27位(ノルウェー[4]、フィンランド[5]
  • 32位(ドイツ[6]
  • 43位(イギリス[7]
  • ゲイリー・ムーア アルバム 年表
    ブルーズ・フォー・グリーニー
    (1995年)
    ダーク・デイズ・イン・パラダイス
    (1997年)
    アウト・イン・ザ・フィールズ-ザ・ヴェリー・ベスト・オブ・ゲイリー・ムーア
    (1998年)
    テンプレートを表示

    ダーク・デイズ・イン・パラダイス』(Dark Days in Paradise)は、北アイルランドギタリストゲイリー・ムーア1997年に発表したスタジオ・アルバム

    背景

    ムーアは『スティル・ゴット・ザ・ブルーズ』(1990年)以降、ブルース色の強い作品のリリースを続けてきたが、本作および次作『ディファレント・ビート』(1999年)では音楽性を変え、2001年のアルバム『バック・トゥ・ザ・ブルース』で再びブルース路線に戻る結果となった[8]。当時ムーアはドラムン・ベースに傾倒しており、本作と『ディファレント・ビート』でドラムスを担当したゲイリー・ハズバンド英語版は後年「結果として、バランスの悪いアルバムになってしまった気がする。ドラムン・ベースのリスナーはギターを聴くことを欲していなかったし、ゲイリーのファンはテクノロジーに興味がなかった」と振り返っている[9]

    2002年リマスターCDにボーナス・トラックとして追加された「バーニング・イン・アワ・ハーツ」と「ゼア・マスト・ビー・ア・ウェイ」は、元々はCDシングル「ワン・グッド・リーズン」のカップリング曲として発表された[10]

    反響・評価

    オーストリアのアルバム・チャートでは6週トップ50入りし、最高19位を記録した[1]全英アルバムチャートでは大きな成功を収められず、2週トップ100入りして最高43位を記録するにとどまり[7]全英シングルチャートでは「ワン・グッド・リーズン」が79位、「アイ・ハヴ・ファウンド・マイ・ラヴ・イン・ユー」が90位に達した[11]

    Greg Pratoはオールミュージックにおいて5点満点中3.5点を付け「『ヴィクティムズ・オブ・ザ・フューチャー』あたりのファンは、『ハードロックはどこへ行ってしまうのだろう?』と、置いてきぼりにされた気分になるかもしれないが、ムーアの新機軸に対し好奇心を抱いている向きにとっては、興味深いことだろう」と評している[12]

    収録曲

    全曲ともゲイリー・ムーア作。

    1. ワン・グッド・リーズン - "One Good Reason" – 3:02
    2. コールド・ウィンド・ブロウズ - "Cold Wind Blows" – 5:26
    3. アイ・ハヴ・ファウンド・マイ・ラヴ・イン・ユー - "I Have Found My Love in You" – 4:53
    4. ワン・ファイン・デイ - "One Fine Day" – 4:58
    5. ライク・エンジェルズ - "Like Angels" – 7:32
    6. ホワット・アー・ウィ・ヒア・フォー? - "What Are We Here for?" – 5:44
    7. オールウェイズ・ゼア・フォー・ユー - "Always There for You" – 4:33
    8. アフレイド・オブ・トゥモロー - "Afraid of Tomorrow" – 6:42
    9. ホエア・ディド・ウィ・ゴー・ロング? - "Where Did We Go Wrong?" – 6:36
    10. ビジネス・アズ・ユージュアル - "Business as Usual" – 18:02
      • 本編終了後、約1分の無音状態を経て隠しトラックの「Dark Days in Paradise」が演奏される。

    2002年リマスターCDボーナス・トラック

    1. バーニング・イン・アワ・ハーツ - "Burning in Our Hearts" – 6:03
    2. ゼア・マスト・ビー・ア・ウェイ - "There Must Be a Way" – 4:05

    参加ミュージシャン

    • ゲイリー・ムーア - ボーカル(all songs)、ギター(all songs)、ストリングスアレンジ(on #1, #8, #10)
    • マグナス・ファインズ、フィル・ニコラス - キーボード、プログラミング
    • ガイ・プラット英語版 - ベース
    • ゲイリー・ハズバンド英語版 - ドラムス
    • チャイナ・ゴードン、ディー・ルイス - バッキング・ボーカル
    • ニック・イングマン英語版 - ストリングス・アレンジ(on #1, #10)
    • エド・シャーマー - ストリングス・アレンジ(on #8)

    脚注

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    外部リンク




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