コンニュー・PC1とは? わかりやすく解説

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コンニュー・PC1

(Connew PC1 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/07/11 01:48 UTC 版)

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コンニュー・PC1
PC1
カテゴリー F1
コンストラクター コンニュー・レーシングチーム
デザイナー ピーター・コンニュー
主要諸元
シャシー アルミニウムモノコック
サスペンション(前) Spring, fork and cables
Armstrong Shock Absorbers
サスペンション(後) Spring, fork and cables
Armstrong Shock Absorbers
エンジン フォード-コスワース DFV 90° V8,
重量 580 kg
燃料 シェル, 260リッター
タイヤ ファイアストン
主要成績
チーム ダーンヴァル・コンニュー・レーシングチーム
ドライバー フランソワ・ミゴール
初戦 1972年イギリスグランプリ
出走 優勝 ポール Fラップ
2 0 0 0
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コンニュー・PC1 (Connew PC1) は、コンニュー・レーシングが1972年F1世界選手権に投入したフォーミュラ1カーフランソワ・ミゴールがドライブした。


開発

イギリス人エンジニアのピーター・コンニューが設計したPC1はその特徴的なエアロダイナミクスや、コクピット前方に配置されたラジエーターなど独創的なデザインで印象づけられる。

PC1は当初モナコでデビューする予定であったが、突然のルール変更で新たなシャシーを製造しなければならなくなり、チームはドイツグランプリへの参戦を計画したが、開催に先立ってオフィシャルによってレースへの参加を拒否された。

チームはイギリスグランプリに参戦したが、リアサスペンションが役に立たないことが判明した。チームは徹夜で改修を行ったが、翌日の搬入時にアップライトにヒビが見つかり、結局撤退した。

PC1は改修が行われオーストリアグランプリに参戦した。いくつかのエンジントラブルが生じたが、ミゴールは予選を最下位で通過した。決勝は22周目にリアウィッシュボーンのマウントが破損しコースアウト、リタイアとなった。

PC1はその後、シーズン後半のワールド・チャンピオンシップ・ヴィクトリーレースデビッド・パーレイのドライブで登場したが、電装系のトラブルでスタートできなかった。

PC1はシーズン後にフォーミュラ5000に改修、シボレーV8エンジンが搭載された。ピエール・ソウクリーとトニー・トリマーの手によって3戦に参加したが、ソウクリーは2戦で決勝に参加できず、トリマーは1戦でリタイアとなった。

F1における全成績

(key) (太字ポールポジション

チーム エンジン タイヤ ドライバー 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 ポイント 順位
1972年 Darnval Connew Racing Team フォード-コスワース DFV V8 G ARG
RSA
ESP
MON
BEL
FRA
GBR
GER
AUT
ITA
CAN
USA
0 -
フランソワ・ミゴール DNS Ret

参照

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