CIECAM97s・LLABとは? わかりやすく解説

CIECAM97s・LLAB

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/14 09:03 UTC 版)

LMS色空間」の記事における「CIECAM97s・LLAB」の解説

CIECAM97sカラーアピアランスモデルでは、ブラッドフォード変換行列 (MBFD) を用いている (LLABモデルでも同様)。 この変換行列は、LとMの錐体細胞応答曲線細くなり、相互区別がしやすくなることから、スペクトル的な先鋭化を行う変換行列と言える。このブラッドフォード変換行列は、要素S (青) に微小な非線形性導入するように改変したフォン・クリース変換組み合わせて利用想定されていた。しかしながら、CIECAM97sとLLABの範疇外においてこのことはしばし無視されており、ICCプロファイルでの定義がそうである通りブラッドフォード変換行列線形のフォン・クリース変換組み合わせて使われている。 [ L M S ] = [ 0.8951 0.2664 − 0.1614 − 0.7502 1.7135 0.0367 0.0389 − 0.0685 1.0296 ] [ X Y Z ] {\displaystyle {\begin{bmatrix}L\\M\\S\end{bmatrix}}={\begin{bmatrix}0.8951&0.2664&-0.1614\\-0.7502&1.7135&0.0367\\0.0389&-0.0685&1.0296\end{bmatrix}}{\begin{bmatrix}X\\Y\\Z\end{bmatrix}}} CIECAM97s改訂版において、線形変換法へと方針転換され、それに伴い導入され変換行列 (MCAT97s) : [ L M S ] = [ 0.8562 0.3372 − 0.1934 − 0.8360 1.8327 0.0033 0.0357 − 0.0469 1.0112 ] [ X Y Z ] {\displaystyle {\begin{bmatrix}L\\M\\S\end{bmatrix}}={\begin{bmatrix}0.8562&0.3372&-0.1934\\-0.8360&1.8327&0.0033\\0.0357&-0.0469&1.0112\end{bmatrix}}{\begin{bmatrix}X\\Y\\Z\end{bmatrix}}}

※この「CIECAM97s・LLAB」の解説は、「LMS色空間」の解説の一部です。
「CIECAM97s・LLAB」を含む「LMS色空間」の記事については、「LMS色空間」の概要を参照ください。

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