CFRエンジン
ガソリンのアンチノック性を測定するためにつくられた実験用エンジン。開発は1930年代のアメリカで、その当時のものが現在も使用されている。連続的に圧縮比を可変できる機能をもつ単気筒エンジン。シリンダーおよびシリンダーヘッドは、外部のハンドルをまわすことで上下し、圧縮比を変化させることができる。試料となる燃料を使ってこのエンジンを運転し、しだいに圧縮比を高くしていくと、ノッキングが起こりはじめる。シリンダーの振動を機械式センサーが感知し、ノックメーターを動かす。オクタン価の決定は、イソオクタンとノルマルヘプタンを混合した標準燃料でこのエンジンを運転し、同じ圧縮比で同じノックの状態を起こすのはイソオクタンが何%のときか、によって試料のオクタン価が決定する。
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