ブルーグラウンド
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2009/06/12 09:47 UTC 版)
ブルーグラウンドは鉱業の用語で、主にダイヤモンドの鉱床であるキンバーライト(岩石名)が酸化されていない土壌のことを言う。酸化していないキンバーライトが青く見えることから、こう呼ばれる。
ダイヤモンドは、ほとんどがキンバーライトの鉱脈から取れることから、ダイヤモンドの鉱床を探す際には、まずキンバーライトの鉱脈であるブルーグラウンドを探すことから始められる。しかし全てのブルーグラウンドがダイヤモンドを含むわけではない。近代的な探知機を用いた鉱脈探しが行われる以前は、まずキンバーライトが酸化した土壌であるイエローグラウンドを探し、その近くにブルーグラウンドを探し、パイプ状になっているキンバーライトの鉱脈を探していた。
ブルーグラウンドは、南アフリカ共和国のダイヤモンドラッシュの頃までは、その中にダイアモンドがあることが知られておらず、イエローグラウンドのみでダイアモンド探しが行われていた。
関連項目
参考文献
外部リンク
「Blue ground」の例文・使い方・用例・文例
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