Be-1グランプリとは? わかりやすく解説

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Be-1グランプリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/27 05:32 UTC 版)

Be-1グランプリ』(ビーワングランプリ)は、うすくら屋が主催するピン芸コンクール。通称「Be-1」。

2020年『R-1グランプリ』のルール改定により生まれた、芸歴11年以上のピン芸人の大会[1]

概要

芸歴11年以上の1人芸で誰が一番おもしろいかを決める大会であり、吉本興業主催『R-1グランプリ』に参加できなくなった出場者を対象に行われている[注釈 1]

タイトルの「Be」は『Being』の存在から由来している。

第1回大会回から「とにかく面白い1人芸」を披露することがルールとなっており、古典落語以外なら基本的に何でもあり。落語家モノマネ芸人、漫談家・一人コント師だけでなく、普段はコンビグループで活動している芸人でも個人で参加出来るようになっている。

R-1グランプリ2024よりエントリー資格「芸歴10年以内」が撤廃されたため、2024年度以降の開催が延期となった[2]

変遷

  • 第2回大会(2022年)から中小企業診断士マキノヤ先生がスポンサーになる。
  • 第3回大会(2023年)から全国ツアーを開始。名古屋、横浜、東京、京都、大阪で開催される。

予選

毎年開催年の前年12月から2月にかけて東京と大阪(2023年‐)で予選が行われ、1回戦・2回戦・準決勝へと進んでいく。

過去1度でも準決勝以上に進出した者とR-1グランプリ決勝・準決勝経験者にはシード権があり、1回戦が免除される。準決勝は東京会場の1会場で行われている。

予選のネタの制限時間は、1・2回戦は2分、準決勝以降は3分。

毎年開催年の前年12月から2月にかけて東京と大阪で予選が行われ、1回戦・2回戦・準決勝へと進んでいく。

敗者復活戦

第1回(2021年)に導入。

出場者は準決勝敗退者で、ネタの持ち時間は3分。審査方法は、会場の一般観客の投票のみで行われる。

勝者は決勝にてネタ披露。上位3名のみが決勝戦に進出した。

決勝戦

2月に決勝大会が開催される。

決勝戦は第2回(2022年)以降、基本的に渋谷ユーロライブで行われる。第1回(2021年)のみ新宿角座で行われた。

出演者

いずれも決勝大会。

司会・進行

司会 進行
1 2021年 藤井ペイジ(飛石連休 野々原さやね
2 2022年 佐々木優介(磁石
3 2023年 藤井ペイジ(飛石連休) 日里麻美

審査員

審査員
1 じゅんいちダビッドソン ガッテン森枝 中山功太 やまもとまさみ 元祖爆笑王 マキノヤ先生[注釈 2]
2 ユウキロック 笑福亭羽光
3 なだぎ武 田上よしえ

歴代優勝者

※大会期間の最終日が決勝戦開催日。

大会期間 決勝戦当日 優勝者 決勝進出回数 所属事務所(当時) エントリー数
1 2021年1月5日 -
2021年2月20日
2021年2月20日 野田ちゃん - SMA[注釈 3] 62名
2 2022年1月4日 -
2022年2月19日
2022年2月19日 街裏ぴんく 2年連続 トゥインクル・コーポレーション 106名
3 2023年1月4日 -
2023年2月20日
2023年2月20日 紺野ぶるま 初出場 松竹芸能 東京 123名

脚注

  1. ^ ベテランに光を!芸歴11年を超えるピン芸人のためのBe-1グランプリが今年も開幕”. camp-fire.jp. 2023年5月15日閲覧。
  2. ^ https://x.com/Be_1GP2021/status/1724744560897933569”. Twitter. 2024年10月27日閲覧。

注釈

  1. ^ ただし、2024年大会より『R-1グランプリ』の芸歴制限は再度撤廃されている。
  2. ^ 中小企業診断士
  3. ^ SMAとはソニーミュージックアーティスツの略である。

外部リンク




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