アレックス・オノルド
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/01/25 18:07 UTC 版)
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南極にて(2023年)
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| 個人情報 | |
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| 生誕 | 1985年8月17日(40歳) カリフォルニア州サクラメント |
| 職業 | ロッククライマー |
| 実績 | |
| 専門分野 | フリーソロ・クライミング ビッグウォール・クライミング |
| 著名な実績 | エル・キャピタン ノーズ 最速登攀 フィッツ・ロイ 完全縦走 台北101 登頂(無保護具) |
アレックス・オノルド(Alex Honnold、1985年8月17日 - )はアメリカのロッククライマー/フリークライマー。ビッグウォールのフリークライミングで知られる。エル・キャピタンのノーズの最速登攀記録(2012年)[1][2]や、パタゴニアのフィッツ・ロイの縦走記録(2014年)[3][4]などをもつ。
経歴
カリフォルニア州サクラメント出身。10歳のときにクライミングを始めた[5]。マイラ・ローマ・ハイスクールを優秀な成績(GPA 4.7)[6]で卒業し、カリフォルニア大学バークレー校に入学した。19歳で大学を中退し、以降バンでの生活を続けながらクライミングに専念する。
2010年、クライミングマガジンが主宰するゴールデン・ピトン賞を受賞した[7]。2011年11月、ハンス・フローリンと共にヨセミテ国立公園エル・キャピタンのノーズを2時間37分30秒で登攀したが、当時の最速記録には45秒及ばなかった[8]。翌2012年6月、再度挑戦し、2時間23分46秒の最速記録を打ち立てた[1][2]。2014年2月にはトミー・コールドウェルとともにパタゴニアのフィッツ・ロイの完全縦走に成功し、ピオレドール賞を受賞した[9][10]。
2017年6月に行ったエル・キャピタンのフリークライミング挑戦に密着したドキュメンタリーが、映画『フリーソロ』として2018年に公開された。同作品は第91回アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞をはじめ、2018年トロント国際映画祭、2019年英国アカデミー賞など、 20以上の賞を獲得した[11]。
2026年1月25日、Netflixによる生中継が行われるなか、台湾にある高さが500メートルを超える超高層ビル台北101へのクライミングに安全ネットや命綱を用いずに挑戦し、約1時間半で登頂に成功した[12]。台北101への登頂は過去にアラン・ロベールが行っているが、命綱なしのものはオノルドが初となる[12]。この挑戦は当初は前日に予定されていたが、悪天候により延期されていた[13]。
主な登攀歴
いずれもヨセミテ国立公園
- 2012年5月 ハーフドーム 1時間22分(フリーソロ)[14]
- 2012年6月 トリプルクラウン(ワトキンス山〜エル・キャピタン〜ハーフドーム) 18時間50分(ソロ)[14]
- 2012年6月 エル・キャピタンノーズ 最速記録2時間23分46秒(ハンス・フローリンと)[1][2]
- 2018年、エル・キャピタン (ヨセミテ)を、命綱も安全装置も使わないフリークライミングで登頂に成功。
ボルダリング
その他(縦走など)
- 2009年4月 ボルネオ島キナバル山 ローズガリー峡谷 初登[17]
- 2014年2月 パタゴニア フィッツ・ロイ 初縦走(トミー・コールドウェルと。2015年ピオレドール賞受賞。)[9][10]
- 2026年1月 台北101 初登[18]
著書
- 堀内瑛司 訳『アローン・オン・ザ・ウォール 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡』ロバーツ・ディヴィッド共著(山と溪谷社, 2016年)ISBN 9784635340311
脚注
- ^ a b c 『ROCK & SNOW』number 071、山と溪谷社、2016年4月、48-49頁、ISBN 9784635924399。
- ^ a b c On the Nose: A Lifelong Obsession with Yosemite's Most Iconic Climb. Falcon Guides. (2016-09). pp. 193. ASIN B01LY7SNFL.
- ^ “Caldwell, Honnold Complete Fitz Traverse”. Climbing. 2016年11月11日閲覧。
- ^ “トミー・コールドウェル、アレックス・オノルドペア、パタゴニア・フィッツロイを初の完全縦走”. CLIMBING-net. 2016年11月11日閲覧。
- ^ アレックス・オノルド; ロバーツ・ディヴィッド 著、堀内瑛司 訳『アローン・オン・ザ・ウォール 単独登攀者、アレックス・オノルドの軌跡』山と溪谷社、2016年、24頁。 ISBN 9784635340311。
- ^ “Joe Rogan Experience #319 - Alex Honnold, Brian Redban”. Youtube.com. 2016年11月11日閲覧。
- ^ “2010 Golden Piton Awards”. Climbing. 2016年11月11日閲覧。
- ^ On the Nose: A Lifelong Obsession with Yosemite's Most Iconic Climb. Falcon Guides. (2016-09). pp. 192. ASIN B01LY7SNFL.
- ^ a b “第23回ピオレドールは フィッツロイ縦走、タムセルク南西壁、ハグシュ北壁の3隊が受賞”. CLIMBING-net. 2016年11月11日閲覧。
- ^ a b “2015 Piolets d’Or Awards”. Rock and Ice Magazine. 2016年11月11日閲覧。
- ^ 映画「フリーソロ」公式サイト
- ^ a b “高さ508m「台北101」 米クライマー、ロープなしで初登頂”. www.afpbb.com (2026年1月25日). 2026年1月25日閲覧。
- ^ “米国人クライマー、命綱なしで台北101登攀成功-Netflixがライブ配信”. Bloomberg. 2026年1月26日閲覧。
- ^ a b “Honnold's Biggest, Baddest Solo Yet”. Climbing. 2016年11月11日閲覧。
- ^ “Alex Honnold Gets the 2nd Ascent of Ambrosia. - Rock Climbing & Bouldering Articles” (2010年2月18日). 2016年11月11日閲覧。
- ^ “Alex Honnold: Too Big to Flail”. dpmclimbing.com. 2016年11月11日閲覧。
- ^ “The North Face: Low's Gully, Borneo Big Wall Expedition 2009”. Youtube.com. 2016年11月11日閲覧。
- ^ “米クライマーのアレックス・オノルド、台北101の登頂に成功 命綱なし”. CNN.co.jp. 2026年1月25日閲覧。
外部リンク
- オフィシャル・サイト
- Alex Honnold (@AlexHonnold) - X
- アレックス・オノルドのページへのリンク