APX-R
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/24 03:47 UTC 版)
APX 5は1人用鋳造砲塔で、主砲にはピュトーSA18 37mm砲、同軸機銃としてMAC M1931機関銃(英語版)が搭載されている。オチキスH35/H38/H39と、ルノー R35に搭載された。名称の"R"の意味については、この砲塔が生産された"リュエイユ工廠"を指すという説と、"ルノー"を指すという説がある。 後期には主砲を長砲身のピュトーSA38(フランス語版)に換装した改良型も生産された。SA38を搭載したAPX-RはオチキスH39の一部と、ルノーR35の一部に搭載されている。 APX-R砲塔は生産性の悪さや防御力の低さが問題視され、H38/39やR35の生産途中でFCM36と同型の溶接砲塔に換装する計画があった。しかしFCM36の砲塔に長砲身のSA38を搭載すると溶接部が破断するなどの問題が発覚し、これらの車種のFCM砲塔への換装はテストのみとなっている。
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