ABLB検査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/18 07:19 UTC 版)
ABLB検査は左右の聴力が異なるときに、左右の耳から聞こえる音が同じ大きさに聞こえるレベルを調べる。 比較的小さい音では健常耳が優勢であるが(同じ大きさに聞こえるためには、障害耳側により大きな音を聞かせなければならない)。しかし障害耳が聴覚補充現象陽性である場合は相対的に大きな音になるほど、健常耳と障害耳の同じレベルに聞こえる音量の差が小さくなる。さらに大きくするとその差が同じになり、もしくは逆転する事もある。 この場合、両耳が障害されているときには検査不能である。
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