9モード
アメリカおよびオーストラリアにおける、ガソリンを燃料とする大型トラックやバスの排出ガス量を測定する試験モードで、9つの定常モードからなる試験法をいう。9モードによる試験は、試験するクルマのエンジンをエンジンダイナモメーター上にセットし、エンジンが常温の状態から試験を開始して、一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物などの排出量を測定し、時間当たりのg/bhpを算出する。ただし、9モードは、1983年以前の排出ガス規制に採用されていた定常モードの試験法で、現在は過渡モードによる試験法に変更されている。
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