8の字走行試験
8の字状のコースに沿って走行する試験をいう。8の字の形状には通常、レムニスケート曲線を用いる。おもに低速で走行し、操舵力やハンドル角によって低速時のクルマの操縦性を評価する。低速走行では、車速に対してハンドル角速度が高いため、タイヤの横滑り角の変化が大きい。そのため、操舵力にはタイヤと路面間の滑り摩擦力とセルフアライニングトルクがともに大きく影響することから、据切り時と中・高速旋回時の操舵力の中間的な特徴を示す。
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