5伝票制
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/11 05:05 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動5伝票制(ごでんぴょうせい)とは、簿記における伝票制の一種[1]。入金伝票、出金伝票、振替伝票、仕入伝票、売上伝票の5つの伝票を使用して取引内容を扱う伝票制である[1]。
仕訳帳の代わりにこれらの伝票を使用する「伝票会計」を採用する企業も多い。
売上、仕入の返品及び値引取引は、売上伝票及び仕入伝票に赤字で記入する。
処理方法
入金伝票処理
入金伝票(現金の入金取引を記入する伝票)を用いる[1]。
出金伝票処理
出金伝票(現金の出金取引を記入する伝票)を用いる[1]。
振替伝票処理
振替伝票(現金以外の取引を記入する伝票)を用いる[1]。
仕入伝票処理
掛で仕入を行ったときに起票する伝票処理である。仕入伝票(仕入に関する取引を記入する伝票)を用いる[1]。
売上伝票処理
掛で売上が発生したときに起票する伝票処理である。売上伝票(売上に関する取引を記入する伝票)を用いる[1]。
脚注
関連項目
- 5伝票制のページへのリンク