5を基数とする考え
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/08 02:32 UTC 版)
1903年7月に参加者700名を集めた福岡県教育会の総会で自分の説「数の観念養成につきて」を発表し、「5までを基数として計算する法」と「5までを基数とする教材の示し方取り扱い方」という2つの論文にまとめた。田籠は「1から5までの数」だけを基数(基本とする数)にすることが重要であるとした。田籠は「これまで1から5に加えて,6から9までも基数にしていたために、数の認識や足し算や引き算を困難にしていた」と主張した。田籠は「特に十進しやすい5を中心として計算するのが平易である」と主張した。たとえば「6」は「5と1」、「7」は「5と2」と5と組み合わせて表すと計算しやすくなると主張した 。
※この「5を基数とする考え」の解説は、「田籠松三郎」の解説の一部です。
「5を基数とする考え」を含む「田籠松三郎」の記事については、「田籠松三郎」の概要を参照ください。
- 5を基数とする考えのページへのリンク