4‐クロロフェノキシ酢酸
分子式: | C8H7ClO3 |
その他の名称: | トマトトン、4-CP、4CPA、4-CPA、Tomatotone、4-Chlorophenoxyacetic acid、PCPA、p-Chlorophenoxyacetic acid、(p-Chlorophenoxy)acetic acid、トマトン、Tomatone、BI-12、p-CPA、2-(4-Chlorophenoxy)acetic acid、(4-Chlorophenoxy)acetic acid、HP-55、NSC-8769、NAC-9213、P-10 |
体系名: | 2-(4-クロロフェノキシ)酢酸、(4-クロロフェノキシ)酢酸、(p-クロロフェノキシ)酢酸、p-クロロフェノキシ酢酸、4-クロロフェノキシ酢酸 |
4-クロロフェノキシ酢酸
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/04 02:40 UTC 版)
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物質名 | |
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別名
4-CPA |
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識別情報 | |
ECHA InfoCard | 100.004.166 |
CompTox Dashboard (EPA)
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性質 | |
C8H7ClO3 | |
モル質量 | 186.59 g·mol−1 |
外観 | 白色の結晶性粉末 |
匂い | 無臭[2] |
融点 | 158 °C (316 °F; 431 K) |
957 mg/L (25℃)[2] | |
危険性 | |
致死量または濃度 (LD, LC) | |
半数致死量 LD50
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850mg/kg(ラット、経口) |
関連する物質 | |
関連するオーキシン | 2,4-ジクロロフェノキシ酢酸 2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸 |
特記無き場合、データは標準状態 (25 °C [77 °F], 100 kPa) におけるものである。
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4-クロロフェノキシ酢酸(英: 4-Chlorophenoxyacetic Acid)は、植物ホルモンの一種である。
用途
合成オーキシンとして作用する。農業分野では植物成長調整剤として「トマトトーン」の商品名で市販され、トマトやナスの着果促進、果実肥大に適用される。一日摂取許容量(ADI)は0.022mg/kg 体重/日と設定されている[3]。
脚注
- ^ “4-クロロフェノキシ酢酸”. 東京化成工業. 2018年8月23日閲覧。
- ^ a b “p-クロロフェノキシ酢酸”. 厚生労働省職場のあんぜんサイト (2009年3月30日). 2018年8月23日閲覧。
- ^ (植村 2002, p. 256)
参考文献
- 植村振作・河村宏・辻万千子・冨田重行・前田静夫著『農薬毒性の事典 改訂版』三省堂、2002年。ISBN 978-4385356044。
関連項目
- 4-クロロフェノキシ酢酸のページへのリンク