2009年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 2009年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)の意味・解説 

2009年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/05/02 03:09 UTC 版)

  2009年のオーストラリアグランプリ
レース詳細
2009年のロードレース世界選手権 全17戦中第15戦
決勝日 2009年10月18日
開催地 フィリップ・アイランド・サーキット
開催コース 常設サーキット
4.445km
MotoGP
ポールポジション ファステストラップ
ケーシー・ストーナー バレンティーノ・ロッシ
1:30.341 1:30.085
表彰台
1. ケーシー・ストーナー
2. バレンティーノ・ロッシ 3. ダニ・ペドロサ


250 cc
ポールポジション ファステストラップ
ラファエレ・デ・ロサ ラファエレ・デ・ロサ
1:33.389 1:33.519
表彰台
1. マルコ・シモンチェリ
2. エクトル・バルベラ 3. ラファエレ・デ・ロサ
125 cc
ポールポジション ファステストラップ
ポル・エスパルガロ サンドロ・コルテセ
1:37.770 1:37.869
表彰台
1. フリアン・シモン
2. ブラッドリー・スミス 3. サンドロ・コルテセ


2009年のオーストラリアグランプリは、ロードレース世界選手権2009年シーズン第15戦として、10月16日から18日までオーストラリアフィリップ・アイランド・サーキットで開催された。

概要

125ccクラス決勝はポイントランキング2位のブラッドリー・スミスを、ポイントリーダーのフリアン・シモンが追う展開となった。シモンはファイナルラップにスミスをオーバーテイクし、シーズン5勝目を挙げた。これで2人のポイント差は55.5となり、シモンは2戦を残してワールドチャンピオンに輝いた[1]

250ccクラスではマルコ・シモンチェリがレースをリード中、19周目にロベルト・ロカテリの転倒により赤旗が提示され、18周終了時点をもってレース成立となった。シモンチェリはシーズン6勝目でシリーズランキング2位に浮上、ポイントリーダーの青山博一は7位に終わったことで両者のポイント差は12に縮まった。アルバロ・バウティスタは転倒で10位に終わり、ランキング3位に落ちた[2]

MotoGPクラスではポールポジションからスタートした、療養欠場から復帰して2戦目のケーシー・ストーナーバレンティーノ・ロッシとのバトルの結果、母国グランプリを3年連続で制し、シーズン3勝目を挙げた。タイトル争いではランキング2位のホルヘ・ロレンソが転倒リタイヤに終わったため、ロッシは38ポイントのマージンを築き、チャンピオン獲得に王手をかけた[3]

MotoGPクラス決勝結果

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 27 ケーシー・ストーナー ドゥカティ 27 40:56.651 1 25
2 46 バレンティーノ・ロッシ ヤマハ 27 +1.935 2 20
3 3 ダニ・ペドロサ ホンダ 27 +22.618 3 16
4 15 アレックス・デ・アンジェリス ホンダ 27 +32.702 6 13
5 5 コーリン・エドワーズ ヤマハ 27 +35.885 5 11
6 4 アンドレア・ドヴィツィオーゾ ホンダ 27 +38.842 10 10
7 33 マルコ・メランドリ カワサキ 27 +44.461 14 9
8 14 ランディ・ド・プニエ ホンダ 27 +44.941 8 8
9 36 ミカ・カリオ ドゥカティ 27 +54.345 12 7
10 24 トニ・エリアス ホンダ 27 +1:01.205 11 6
11 7 クリス・バーミューレン スズキ 27 +1:05.417 15 5
12 65 ロリス・カピロッシ スズキ 27 +1:05.950 13* 4
13 41 ガボール・タルマクシ ホンダ 27 +1:17.951 16 3
14 41 ジェームス・トスランド ヤマハ 27 +1:17.985 17 2
15 69 ニッキー・ヘイデン ドゥカティ 26 + 1 lap 7 1
Ret 99 ホルヘ・ロレンソ ホンダ 1 アクシデント 4
DNS 88 ニッコロ・カネパ ドゥカティ

* ロリス・カピロッシ はエンジン使用台数(第11戦以降は5台)の制限をオーバーしたため、ペナルティで最後尾からスタートした[4]

250ccクラス決勝結果

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 58 マルコ・シモンチェリ ジレラ 18 28:17.403 2 25
2 40 エクトル・バルベラ アプリリア 18 +2.434 5 20
3 35 ラファエレ・デ・ロサ ホンダ 18 +2.604 1 16
4 16 ジュール・クルーセル アプリリア 18 +12.118 12 13
5 63 マイク・ディ・メッリオ アプリリア 18 +12.192 6 11
6 17 カレル・アブラハム アプリリア 18 +12.413 11 10
7 4 青山博一 ホンダ 18 +12.455 3 9
8 55 エクトル・ファウベル ホンダ 18 +13.112 9 8
9 14 ラタパー・ウィライロー ホンダ 18 +13.560 7 7
10 19 アルバロ・バウティスタ アプリリア 18 +27.779 10 6
11 12 トーマス・ルティ アプリリア 18 +28.222 15 5
12 52 ルーカス・ペセック アプリリア 18 +28.657 14 4
13 6 アレックス・デボン アプリリア 18 +33.892 4 3
14 73 青山周平 ホンダ 18 +38.779 16 2
15 48 富沢祥也 ホンダ 25 +40.529 18 1
16 11 バラージュ・ネメス アプリリア 18 +1:23.200 21
17 8 バスティン・シェゾー アプリリア 18 +1:24.298 24
18 10 イムレ・トス アプリリア 17 +1 Lap 23
19 53 バレンティン・デビーズ ホンダ 17 +1 Lap 22
DSQ 15 ロベルト・ロカテリ ジレラ 18 +30.515* 17
Ret 7 アクセル・ポンス アプリリア 16 棄権 19
Ret 25 アレックス・バルドリーニ アプリリア 15 棄権 13
Ret 75 マティア・パシーニ アプリリア 7 アクシデント 8
Ret 56 ウラジミール・レオノフ アプリリア 7 棄権 20

* ロベルト・ロカテリの転倒アクシデントにより赤旗が提示され18周時点でレース成立。負傷したロカテリは5分以内にパルクフェルメに戻れなかったため失格扱いとなった。

125ccクラス決勝結果

順位 No ライダー マニュファクチャラー 周回 タイム/リタイヤ グリッド ポイント
1 60 フリアン・シモン アプリリア 23 37:55.798 3 25
2 38 ブラッドリー・スミス アプリリア 23 +0.313 5 20
3 11 サンドロ・コルテセ デルビ 23 +2.057 7 16
4 44 ポル・エスパルガロ デルビ 23 +2.161 1 13
5 24 シモーネ・コルシ アプリリア 23 +2.330 4 11
6 18 ニコラス・テロル アプリリア 23 +3.239 2 10
7 7 エフレン・バスケス デルビ 23 +3.290 11 9
8 29 アンドレア・イアンノーネ アプリリア 23 +12.820 8 8
9 93 マルク・マルケス KTM 23 +22.355 6 7
10 33 セルヒオ・ガデア アプリリア 23 +22.602 16 6
11 45 スコット・レディング アプリリア 23 +29.181 24 5
12 77 ドミニク・エガーター デルビ 23 +29.199 17 4
13 99 ダニー・ウェブ アプリリア 23 +29.222 21 3
14 94 ジョナス・フォルガー アプリリア 23 +29.369 23 2
15 35 ランディ・クルメナッハ アプリリア 23 +29.461 22 1
16 14 ヨハン・ザルコ アプリリア 23 +29.709 19
17 8 ロレンツォ・ザネッティ アプリリア 23 +31.251 13
18 73 中上貴晶 アプリリア 23 +32.482 14
19 39 ルイス・サロム アプリリア 23 +58.333 25
20 88 ミハエル・ランセデール アプリリア 23 +58.485 20
21 71 小山知良 ロンシン 23 +1:19.017 15
22 53 ジャスパー・イウェマ ホンダ 23 +1:23.621 26
23 21 ヤコブ・コーンフェール ロンシン 23 +1:23.731 27
24 97 Brad Gross ヤマハ 22 +1 Lap 29
25 10 ルカ・ヴィターリ アプリリア 22 +1 Lap 28
26 87 ルカ・マルコーニ アプリリア 22 +1 Lap 31
27 54 Andrew Lawson ホンダ 22 +1 Lap 33
Ret 98 Levi Day ホンダ 22 +1 Lap 32
Ret 12 エステベ・ラバト アプリリア 21 棄権 10
Ret 96 Nicky Diles アプリリア 7 棄権 30
Ret 17 ステファン・ブラドル アプリリア 2 アクシデント 12
Ret 6 ホアン・オリベ デルビ 2 棄権 9
Ret 16 キャメロン・バービアー KTM 2 アクシデント 18

脚注

参考文献


前戦
2009年のポルトガルグランプリ
ロードレース世界選手権
2009年シーズン
次戦
2009年のマレーシアグランプリ
前回開催
2008年のオーストラリアグランプリ
オーストラリアグランプリ 次回開催
2010年のオーストラリアグランプリ



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「2009年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)」の関連用語

2009年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



2009年のオーストラリアグランプリ (ロードレース)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの2009年のオーストラリアグランプリ (ロードレース) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS