2 cm Flakvierling 38の登場
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2 cm Flakvierling 38(38式4連装2cm対空砲)は、左右に単装の2 cm Flak 38機関砲を2門ずつ搭載し、1分間に実用上720(理論上は1,800)発撃つことができる。しかし、その分排出される薬莢の量も尋常ではないため、機関部側面には空薬莢を回収するネットが装着されている。 基本的には7人(のち6人)で運用される(射撃手・測距手・俯仰手・装填手×2・指揮官)。命中弾数も、単一目標に対し多数の弾丸を撃ち込むことが可能となったため向上した。射撃の際は、切れ間無く発砲するために左上と右下、右上と左下と対角上の2門ずつで射撃し、その間に残りの2門の弾倉を交換し、緊急時にのみ4門の同時発射が行われた。射撃モードは単射(セミオート)と連射(フルオート)のいずれかを選択できた。
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