ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズとは? わかりやすく解説

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ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/11 06:12 UTC 版)

Journal for Plague Lovers
Manic Street Preachersスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル オルタナティヴ・ロック
ハードロック
グラム・パンク
ポストパンク
時間
レーベル ソニーBMG
コロムビア・レコード
プロデュース Manic Street Preachers
チャート最高順位
Manic Street Preachers アルバム 年表
Send Away The Tigers
2007年
Journal for Plague Lovers
2009年
Postcards from a Young Man
2010年
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ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ』(Journal for Plague Lovers)は、ウェールズロックバンドマニック・ストリート・プリーチャーズが2009年に発表した9枚目のアルバム。

概要

前作『Send Away The Tigers』より2年ぶりのアルバム。

本作は1995年に失踪したギタリスト、リッチー・ジェームスが残した散文を引用して楽曲制作が行われた。そのため、すべての楽曲において、作詞のクレジットはリッチー単独となっている。メンバー4人で制作された作品としては、1994年に発売された3rdアルバム『The Holy Bible』以来約15年ぶりの発表となった。

ジャケットは『The Holy Bible』同様、UKの女性画家ジェニー・サヴィルの絵画が使われている[1]。しかし、ジャケットになったポートレートは血が飛び散っているように見えるという理由で、UKのマーケットチェーンがこれを問題視し、無地のスリップ・ケースに入れた上で販売するという措置をとった。これに対し、フロントマンであるジェームス・ディーン・ブラッドフィールドは「美しい絵だと思った。みんな、(この絵をジャケットに使うことを)完全に賛成したんだ」、「スーパー・マーケットは、ピカピカの尻や銃がカヴァーになってる雑誌やCDを置いてるっていうのに、芸術作品を見ると恐ろしいと思うのか」、「スーパー・マーケットが真剣に、これが誰かの精神に影響を及ぼすと考えるなんておかしなことだ」と反論した[2]

バリエーション

  • 通常盤 (1CD)
  • デラックス・エディション (完全生産限定盤)
    アルバム全曲(日本盤ボーナストラックは除く)のデモバージョンを収録したボーナスCD付き、ハードカバーブックレット仕様
    英国では通常盤と同時発売、日本では2009年7月1日発売。

収録曲

  1. ピールド・アップルズ
  2. ジャッキー・コリンズ・イグジステンシャル・クエスチョン・タイム
  3. ミー・アンド・スティーヴン・ホーキング
  4. ディス・ジョーク・スポーツ・セヴァード
  5. ジャーナル・フォー・プレイグ・ラヴァーズ
  6. シー・ベイスド・ハーセルフ・イン・ア・バス・オブ・ブリーチ
  7. フェイシング・ページ:トップ・レフト
  8. マーロンJ.D.
  9. ドアーズ・クロージング・スロウリー
  10. オール・イズ・ヴァニティ
  11. プリテンション/リパルジョン
  12. ヴァージニア・ステイト・エピレプティック・コロニー
  13. ウィリアムズ・ラスト・ワーズ
  14. エイリアン・オーダーズ/インビジブル・アーミーズ (日本盤のみのボーナストラック)
  15. プリミティブ・ペインターズ (日本盤のみのボーナストラック)

脚注

  1. ^ リッチー自身も、ジェニーの絵を気に入っていたとされる。
  2. ^ BARKS マニックスのアルバム・カヴァー、スーパー・マーケットで問題に 2009年5月掲載





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