鬼車 (ライブラリ)とは? わかりやすく解説

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鬼車 (ライブラリ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/05 03:29 UTC 版)

鬼車
作者 K. Kosako
初版 2002年2月25日 (2002-02-25)
最新版
6.9.10 / 2025年1月1日 (4か月前) (2025-01-01)[1]
リポジトリ
プログラミング
言語
C言語
対応OS クロスプラットフォーム
サポート状況 開発終了
種別 正規表現ライブラリ
ライセンス BSDライセンス
公式サイト oniguruma - GitHub
テンプレートを表示

鬼車(おにぐるま、英語: Oniguruma)は、K.Kosakoが開発していた正規表現ライブラリである[2]。正規表現オブジェクトごとに異なった文字コードで処理できることを特徴としている[2]。2025年4月24日に開発終了した[3]

Rubyのバージョン1.9やバージョン5以降のPHPの正規表現エンジンとして採用されている[4]。そのほかに、Atom[5]EDK2 UEFI[6]、GyazMail、Take Command Console、Tera Term、TextMate、SubEthaEditをはじめとするソフトウェアにも組み込まれている。

鬼雲

鬼雲
作者 K.Kosako
K.Takata
初版 2011年6月18日 (2011-06-18)
最新版
6.2.0 / 2019年1月30日 (6年前) (2019-01-30)[7]
リポジトリ github.com/k-takata/Onigmo
プログラミング
言語
C言語
対応OS クロスプラットフォーム
サポート状況 開発中
種別 正規表現ライブラリ
ライセンス BSDライセンス
公式サイト Onigmo - GitHub
テンプレートを表示

鬼雲(おにぐも、英語: Onigmo)は、鬼車からフォークした正規表現ライブラリであり、Perlのバージョン5.10以降で実装されている機能を含んでいる[8]。鬼車を採用していたRubyはバージョン2.0以降で鬼雲に切り替え[9]、機能もRubyから鬼雲にバックポートされた。

脚注

  1. ^ Releases · kkos/oniguruma”. GitHub (2025年1月1日). 2025年2月4日閲覧。
  2. ^ a b 鬼車”. Kosako (2015年4月2日). 2015年4月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2022年12月18日閲覧。
  3. ^ kkos/oniguruma: regular expression library” (2025年4月24日). 2025年5月5日閲覧。
  4. ^ 【PHPウォッチ】第6回 PHP5 RC1にPHP4互換モード追加,PHP4.3.5では約140件のバグ修正”. IT Pro. 2008年2月23日閲覧。
  5. ^ nathansobo (2014年2月26日). “The Nucleus of Atom”. Atom Blog. 2020年4月15日閲覧。
  6. ^ EDK II - GitHub. 2023年5月22日閲覧。
  7. ^ Releases · k-takata/Onigmo”. GitHub (2019年1月30日). 2025年2月4日閲覧。
  8. ^ Onigmo - GitHub. 2023年5月22日閲覧。
  9. ^ Feature #5820: Merge Onigmo to Ruby 2.0 - Ruby master - Ruby Issue Tracking System”. bugs.ruby-lang.org. 2020年4月15日閲覧。

関連項目

  • 正規表現エンジンの比較英語版

外部リンク

鬼車
鬼雲



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