高橋頌
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/28 08:56 UTC 版)
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基本情報 | ||||
国籍 | ![]() |
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生年月日 | 1995年1月2日(30歳) | |||
出身地 | ![]() |
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ラテン文字 | Sho Takahashi | |||
身長 | 171cm | |||
体重 | 65kg | |||
選手情報 | ||||
ポジション | L |
高橋 頌(たかはし しょう、1995年1月2日 - )は、日本の男子バレーボール選手である。
来歴
埼玉県さいたま市出身。家族の影響で小学1年からバレーボールを始める[1]。
春日部共栄高校卒業後、大東文化大学外国語学部英語学科[2][3]に進学。在学中からチャレンジリーグの埼玉アザレアでプレーした[4]。
2019年に海外挑戦のため埼玉アザレアを退団。ヨーロッパのクラブとの契約が決まっていたが白紙となったため[5]、オファーのあったモンゴルのアルタインバルスで12月までプレーした[6]。
2020年にレフスキ・ソフィアの練習生を経てポーランド2部リーグのLUKポリテクニカ・ルブリンに加入した[7][8]が、新型コロナの影響でシーズン途中に中止となり帰国した。
2021年、セルビア・ベルギーのチームの練習生として過ごし、2022年1月にフィンランド1部リーグのペルンガン・ポジェットと契約[9]。2018年の第67回黒鷲旗に豊田合成トレフェルサの選手として出場した[10]フレドリック・グスタフソンとチームメイトとなった。3月3日には野瀬将平の所属するサヴォ・バレーとの対戦で日本人対決が実現したが、チーム事情で高校時代以来のアウトサイドヒッターとしての出場となった[11]。個人としては、ベストレシーバーを獲得した[12]。
2022年はポーランド2部のKSノルヴィド・チェンストホヴァと契約[13][14]。チームはレギュラーシーズン2位でプレーオフに進出。決勝でMKSベンジンを下しリーグ優勝と1部リーグであるプルスリーガ昇格を果たした[15][16]。
2023年、KSノルヴィド・チェンストホヴァとの契約を継続し古賀太一郎、柳田将洋、関田誠大、宮浦健人に続く5人目の日本人プルスリーガ選手となった。
2023-24シーズン終盤の負傷の影響で[17]、2024年はチームに所属せずトレーニングに専念した[18]。
2025年3月、ドイツ・ブンデスリーガ1部のSVGリューネブルクとの2025-26シーズンの契約が発表された[18]。
人物
受賞歴
- 2014年 - 秋季関東大学男子2部リーグ ベストリベロ賞[2]
- 2016年 - 春季関東大学男子2部リーグ サーブレシーブ賞[3]
- 2019年 - モンゴルリーグ ベストリベロ
- 2022年 - フィンランドリーグ ベストレシーバー
所属チーム
- 春日部共栄高校
- 大東文化大学
埼玉アザレア(2014-2019年)
アルタインバルス(2019年)
LUKポリテクニカ・ルブリン(2020年)
ペルンガン・ポジェット(2022年)
KSノルヴィド・チェンストホヴァ(2022-2024年)
SVGリューネブルク(2025年-)
脚注
- ^ “ヨーロッパと日本の懸け橋に!バレーボール・高橋頌選手が海外挑戦にこだわる理由 | スポーツで本気のキッカケを見つけるメディアGrowS”. grows-rtv.jp. 2024年4月10日閲覧。
- ^ a b “【男子バレーボール部】2014年度秋季関東大学男子2部バレーボールリーグ戦: スポーツ大東編集部”. supodai.seesaa.net. 2024年4月12日閲覧。
- ^ a b “大東文化大学公式スポーツサイト”. 大東文化大学公式スポーツサイト. 2024年4月12日閲覧。
- ^ “一般社団法人日本バレーボールリーグ機構”. 一般社団法人日本バレーボールリーグ機構. 2024年4月10日閲覧。
- ^ a b “髙橋頌の欧州バレー挑戦記【第5回:バレーボール人生の「今まで」と「これから」】”. goopass.jp. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “越境バレーボーラー高橋頌「Facebookを通して、自分のプレービデオをいろんなチームに送りました」”. バレーボールマガジン. 2024年4月10日閲覧。
- ^ S.A, Telewizja Polska (2020年1月9日). “Wiśnia zakwitła... w Lublinie. Japoński libero podbije Polskę?” (ポーランド語). sport.tvp.pl. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “越境バレーボーラー髙橋頌 後編「アスリートとしてはもとより拠点づくり、セカンドキャリアへの視野も含めてSNSで発信していきたい」”. バレーボールマガジン. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “髙橋頌の欧州バレー挑戦記【番外編】フィンランド1部のプロチームと契約締結!”. goopass.jp. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “豊田合成、新外国人フレドリック グスタフソンが入団”. バレーボールマガジン. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “髙橋頌の欧州バレー挑戦記【第19回:初の日本人対決!スパイカーで出場!?プレイオフ進出の行方は??】”. goopass.jp. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “Competition Site by Data Project”. lml-web.dataproject.com. 2025年3月28日閲覧。
- ^ “プロバレーボーラー・髙橋頌(たかはし・しょう)さん帰国後インタビュー”. goopass.jp. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “高橋頌(ポーランド2部チェンストホヴァ)「一番上で活躍するためにこのポーランドに来た」”. バレーボールマガジン. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “髙橋頌の欧州バレー挑戦記 SEASON2【EP15:リーグ優勝&PlusLiga昇格確定!激闘のプレイオフを振り返ります!】”. goopass.jp. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “高橋頌所属のチェンストホヴァがポーランド2部リーグ優勝、プルスリーガへの昇格を決める!!”. バレーボールマガジン. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “EP7:2023-24シーズン閉幕。ポーランド1部Plus ligaでのシーズンを終えて。【髙橋頌の欧州バレー挑戦記 SEASON3】”. goopass.jp. 2025年3月28日閲覧。
- ^ a b BL-Team, Autoren (2025年3月26日). “Erfahrung aus dem Land der Champions” (ドイツ語). SVG Lüneburg. 2025年3月28日閲覧。
- ^ “高橋 頌 Sho Takahashi”. 2024年4月10日閲覧。
- ^ “ニュース|ラックインターナショナル株式会社”. 総合食品卸のラックインターナショナル株式会社. 2024年4月10日閲覧。
外部リンク
- 高橋頌 - V.LEAGUE選手別成績
- Sho Takahashi - 公式ホームページ
- コラム / 髙橋頌の欧州バレー挑戦記 - GOOPASS SPORTS MAGAZINE
- 高橋頌のページへのリンク