馬娘婚姻譚とは? わかりやすく解説

馬娘婚姻譚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/30 06:53 UTC 版)

おしら様」の記事における「馬娘婚姻譚」の解説

東北地方には、おしら様成立まつわる悲恋譚が伝わっている。それによれば昔、ある農家に娘がおり、家の飼い馬と仲が良くついには夫婦になってしまった。娘の父親怒り、馬を殺して木に吊り下げた。娘は馬の死を知りすがりついて泣いた。すると父はさらに怒り、馬の首をはねた。すかさず娘が馬の首に飛び乗ると、そのまま空へ昇りおしら様となったのだという。 『聴耳草紙』にはこの後日譚があり、天に飛んだ娘は両親夢枕に立ち、臼の中の桑の葉で飼うことを教え絹糸を産ませ、それが養蚕由来になったとある。以上の説話から、馬と娘は馬頭・姫頭2体の養蚕の神となったとも考えられている。

※この「馬娘婚姻譚」の解説は、「おしら様」の解説の一部です。
「馬娘婚姻譚」を含む「おしら様」の記事については、「おしら様」の概要を参照ください。

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