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馬光洙

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/04 17:00 UTC 版)

馬 光洙
誕生 (1951-04-14) 1951年4月14日[1]
韓国 京畿道水原市
死没 (2017-09-05) 2017年9月5日(66歳没)
韓国 ソウル
職業 小説家
言語 韓国語
国籍 韓国
教育 延世大学
活動期間 1977年 - 2017年
ジャンル 小説
代表作 『楽しいサラ』、『狂馬日記』
デビュー作 『ヘソに』
ウィキポータル 文学
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馬 光洙
各種表記
ハングル 마광수
漢字 馬 光洙
発音: マ・グァンス
英語表記: Kwang-soo Ma
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馬 光洙(マ・グァンス、마광수、1951年4月14日 - 2017年9月5日)は、韓国小説家である。ソウル特別市の出身[1]

略歴

1951年4月14日、ソウル生まれである。本貫木川馬氏延世大学の国文科と同大学院修了。延世大学の国文科の教授を歴任した。

1977年 『現代文学』に 「ヘソに」、「あぶれ者」などの6篇の詩が推薦され、登壇した。それから、詩集『狂馬の家』(1980)、『行こう、バラ館へ』(1989)などの作品を発表した。1992年には、小説『楽しいサラ』により筆禍事件となった。評論集としては、『尹東柱の研究』(1984)、『馬光洙の評論集』(1989)、『カラルシスとは何か』(1997)などがある。

そして、現実と想像を往来する伝記小説「狂馬日記」と、『アラビアンナイト』のパロディー形式で、オムニバススタイルである「アラジンの不思議なランプ」(2000)を発表した。評論集としては『カタルシスとは何か』などがある。

2017年9月5日、ソウルの自宅で首を吊って亡くなっているのが発見された[2]

主な作品

詩集

  • 1980年、『광마집』(光馬の家)[3]
  • 1989年、『가자, 장미여관으로』(行こう、バラ館へ)

小説集

  • 1980年、『광마일기』(狂馬日記)
  • 1991年、『즐거운 사라』(楽しいサラ)
  • 2009年、『사랑의 학교』(愛の学校)

評論集

  • 1984年、『윤동주 연구』(尹東柱の研究)
  • 1989年、『마광수 평론집』(馬光洙の評論集)
  • 1997年、『카타르시스란 무엇인가』(カタルシスとは何か)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ a b [1] NAVER(韓国語) 2014年閲覧。
  2. ^ “訃報:作家の馬光洙・元教授、自宅で亡くなっているのが見つかる”. 朝鮮日報. (2017年9月5日). http://www.chosunonline.com/m/svc/article.html?contid=2017090502239 2017年9月9日閲覧。 
  3. ^ [2] 韓国現代文学大辞典 2014年閲覧。



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