香西照雄とは?

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香西照雄

香西照雄の俳句

あせるまじ冬木を切れば芯の紅
ありあまるゆえにくづほる薔薇と詩人
なほ遠雷松籟圏に義民の碑
アパートの雛段嶮し鉄路添ひ
チューリップピンポンじみる愛語あらん
一教師たかが青天白月ぞ
一雷後の湿り香革命親しきごと
不惑涼し夜色を得つつ空青む
冬星照らすレグホンの胸嫁寝しや
十代の日記の疑問符冬の萌
口裂かるるまでは凡人青栗笑む
土蛙浮み紅葉手宗吾生地
墓のケロイド癒えじクローバ盛り上る
夏濤夏岩あらがふものは立ちあがる
夜学まぶし道より低き赤子の声
女工らの春愁荷縄むらさきに
妻も詩人濯ぎつくして白布冴ゆ
子へ太る桃よ袋はシャツに似て
宗吾忌ぞ小川白波数波率て
寝れば広きわが胸を打つ野の薫風
底光る露やピリピリ考へよ
戦しごき残る友どち水引草
打首の童唇皓歯新小豆
春の砂利濡れそめ個色詩会へ急く
月の出は何時も冷やか戦あるに
朝日涼し野良着も蠅も縞模様
木瓜蕾む突如女の酔笑
檻夕焼虎母子しづかな相似形
片陰や弾き出されし砂利完し
白藤や代々の女の伏瞼
目高まじまじ五歩にくどろお詩才欲し
細耕のほとんど無音師業いかに
義民祭る蠟涙涼しげすぐ濁り
耕牛の頚皺無学の祖父なつかし
聖夜に読む光の中に燭を点じ
薪は白樺厩に夏の漆闇
虹告る声無形の救ひも刻争ふ
虹現前人徳遂に詩価ならずて
蟬の森ゴルフ場こそ無一物
裸子ら闇に没して闇に波紋
涼みキャベツ畑は「青海波
西日の磔死いかに舟棹抜けば光り
農夫屈背三日月の背に金濃ゆし
金星すでにただの夏星先駆者よ
鍬先減り旧知の梅雨闇そこここに
鍬始め地下足袋の跡ふんわりと
雁来紅や中年以後に激せし人
青橙荒彫ながら臼成りて
風が研ぐ葉無き南天試験ばかり
飛泉から光風磔死の神色よ
 

香西照雄

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/08/31 16:03 UTC 版)

香西 照雄(こうざい てるお、1917年10月30日 - 1987年6月24日)は、香川県出身の俳人。木田郡(現高松市)生。1941年、東京帝国大学国文科卒。ラバウルから復員後、1946年に高松で高校教諭となる。俳句ははじめ竹下しづの女に師事。のち東大俳句会で中村草田男を知り終生の師とする。1946年、中村草田男の「萬緑」創刊に参加。1955年、成蹊高等学校にうつり草田男の同僚となる。また大学部の講師も兼任した。1960年、第8回現代俳句協会賞受賞。「萬緑」の誌風のもと季語の象徴性に着目、思想性や社会性のある句を作った。「萬緑」では編集を補佐し、草田男の死去後は選者も務めている。1987年6月24日死去。69歳。




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