首下がりに関連する筋肉
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/31 04:00 UTC 版)
「首下がり症候群」の記事における「首下がりに関連する筋肉」の解説
頸部の後屈と支持には複数の筋群が関与する。主なものには頭板状筋、頸板状筋、頭半棘筋、頸半棘筋、多裂筋である。頭板状筋と頚板状筋の支配髄節はC2~C5であり、主にはC3とC4である。頭半棘筋、頚半棘筋はC5、C6が支配髄節である。頸部伸筋群の筋力低下に由来する首下がりは主にC3~C6髄節に支配される筋群が関わっていると考えられている。脊柱の側にある筋群は俗に傍脊柱筋といわれる。具体的にどの筋をさすのか曖昧であるが頸部には脊柱起立筋に属さない傍脊柱筋が多数ある。 頸部屈曲には胸鎖乳突筋、頭長筋、頸長筋、広頸筋、舌骨筋、斜角筋などが関与する。これらの支配髄節は副神経とC1~C8髄節に及ぶが主にC2~C4髄節が関与している。
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