颯爽!橋幸夫 股旅名曲集とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 颯爽!橋幸夫 股旅名曲集の意味・解説 

颯爽!橋幸夫 股旅名曲集

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/04 16:24 UTC 版)

『颯爽!橋幸夫 股旅名曲集』は、1972年7月にビクターレコードより発売された、橋幸夫の股旅関係の12の楽曲を収録したLP盤アルバム(SJX-10032)である。股旅物に特化したアルバムとして3枚目にあたる。

概要

  • 1960年7月、『潮来笠』(作詞:佐伯孝夫、作曲:吉田正)でデビューした橋は、その年12月末に初のベストアルバムとなる『橋幸夫傑作集』をリリース、その後本シリーズは第9集まで制作され、他に『橋幸夫オールヒットメロディー第1集』(~第4集)、『橋幸夫ステレオハイライト』(第1集~第7集)がシリーズでリリースされた。[1]
  • 股旅物でデビューした橋だが、これらのベストアルバムは、一定の期間にリリースしたシングルを時系列で集めたもので、股旅関係の楽曲のみのアルバムは、本作以前には『唄う橋幸夫 颯爽股旅篇』(JV-5095モノラル、昭和39年1月発売)[2]、『颯爽!橋幸夫 股旅篇』(SJV-336ステレオ、昭和43年3月)[3]の2種類しかリリースされていなかった。
  • なおベストアルバム『橋幸夫ゴールデンヒットアルバム第1集』については、2枚組のうち1枚目に「股旅もの・時代歌謡」のみを収録するという、他のアルバムには見られない特異な構成となっている[4]
  • 本アルバムは全部で12曲にとどまるため、『唄う橋幸夫 颯爽股旅篇』に収録されていた曲の半数が本アルバムからカットされている。また、『颯爽!橋幸夫 股旅篇』の5曲がカットされ、あらたにシングル100枚目以降の「赤い夕陽の三度笠」「次郎長笠」、それに、股旅ものではないが本アルバムリリース時期のヒット曲として「 子連れ狼」が追加されている。

収録曲

  1. 子連れ狼(115枚目のシングル)
  2. 次郎長笠(112枚目のシングル)
  3. 八州喧嘩笠(63枚目のシングル)
    • 作詞:吉川静夫、作曲:平川浪竜、編曲:竹村次郎
  4. 中山七里(22枚目のシングル)
    • 作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  5. 俺ら次郎長(14枚目のシングル)
    • 作詞:北条誠、作・編曲:吉田正
  6. 佐久の鯉太郎(93枚目のシングル)
    • 作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  7. 潮来笠(1枚目のシングル)
    • 作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  8. 沓掛時次郎(10枚目のシングル)
    • 作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  9. 磯ぶし源太(6枚目のシングル)
    • 作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  10. 木曽ぶし三度笠 (5枚目のシングル)
    • 作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  11. 喧嘩富士(4枚目のシングル)
    • 作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  12. 赤い夕陽の三度笠(100枚目のシングル)
    • 作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正

復刻版

『<COLEZO!>颯爽!橋幸夫 股旅名曲集』として2005年3月9日にCDで復刻されている(VICL-41192)

その他の股旅アルバム

オリジナルアルバムやベストアルバムなど多数あるが、主なものとして

などがある。

出典

  1. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993年6月 259-260頁参照
  2. ^ 「橋幸夫レコードガイド」『別冊近代映画』1966年4月 通巻281号 164頁参照
  3. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 261頁参照
  4. ^ 橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』前掲 260頁参照



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「颯爽!橋幸夫 股旅名曲集」の関連用語

颯爽!橋幸夫 股旅名曲集のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



颯爽!橋幸夫 股旅名曲集のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの颯爽!橋幸夫 股旅名曲集 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS