佐久の鯉太郎とは? わかりやすく解説

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佐久の鯉太郎

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/10/04 19:24 UTC 版)

「佐久の鯉太郎」
橋幸夫シングル
初出アルバム『橋幸夫ゴールデン・ヒット曲集
(SJV-365)』
B面 恋の磐梯山
リリース
録音 3分2秒
ジャンル 演歌
レーベル ビクター(SV-625)
作詞・作曲 佐伯孝夫(作詞)
吉田正(作曲)
チャート最高順位
月間3位(『平凡』第47回)
橋幸夫 シングル 年表
若者の子守唄
(1967年8月15日)
佐久の鯉太郎
(1967年)
思い出のカテリーナ
(1967年12月5日)
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佐久の鯉太郎」(さくのこいたろう)は、1967年10月5日に発売された橋幸夫の93枚目のシングルである(SV-625)。

概要

  • 潮来笠でデビューした橋幸夫は、多くの股旅物を発表し、その大半は恩師にあたる作詞家佐伯孝夫、作曲家吉田正によって制作されたものである。本作も両者による制作であるが、楽曲は初期の股旅ものとは異なっている。
  • 1964年8月に発売した「恋をするなら」から、エレキサウンドを取入れたリズム歌謡を発表し、「恋のメキシカン・ロック」てこの分野に終止符を打ったが、それから間もない時期にあたり、リズム歌謡のサウンドが取り入れられている[1]
  • 楽譜では「♪=134 8Beat Rock」と指定されており[2]、GS時代に対応した股旅ものとなっており、演奏にもエレキギターが使用されている。
  • 作詞の佐伯孝夫は、板東(関東)を対象とした作品の他、信州を対象としたものも得意で、本作も著名な「佐久鯉」をモチーフにした信州ものである。
  • c/wの「恋の磐梯山」も同じく、佐伯孝夫、吉田正の作品である。

収録曲

  1. 佐久の鯉太郎
    作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正
  2. 恋の磐梯山
    作詞:佐伯孝夫、作・編曲:吉田正

収録アルバム

  • 『橋幸夫 ザ・ベスト』(2012年7月25日)
  • 『橋幸夫ベスト~盆ダンス~』(2005年11月23日)
  • 颯爽!橋幸夫 股旅名曲集』(2005年3月9日)<COLEZO!>復刻版
  • 『元祖、股旅ここにあり!』(2001年11月21日)
  • 『橋幸夫が選んだ橋幸夫ベスト40曲』(2000年10月4日)
  • 『〈TWIN BEST〉』(1998年11月6日)
  • 『〈BEST ONE〉』(1996年10月23日)
  • 『吉田正 自撰77曲(下)』(1998年7月23日)

関連・参考サイト

出典

  1. ^ 金子勇『吉田正 誰よりも君を愛す』ISBN 978-4-623-05623-1 ミネルヴァ書房(京都) 2010/1 300頁参照
  2. ^ ビクターエンタテインメント『吉田正大全集~-1948-1197~/楽譜・歌詞集』2004/12 90頁



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