佐主岳
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/04/26 21:54 UTC 版)
佐主岳 | |
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NASAの衛星写真より佐主岳
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標高 | 618.5 m |
所在地 | ![]() 勇払郡むかわ町 勇払郡厚真町 |
位置 | 北緯42度51分57秒 東経142度05分17秒 / 北緯42.86583度 東経142.08806度座標: 北緯42度51分57秒 東経142度05分17秒 / 北緯42.86583度 東経142.08806度 |
山系 | 夕張山地 |
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佐主岳(さぬしだけ)は、北海道の勇払郡むかわ町と勇払郡厚真町の2町にまたがる標高618.5mの山である。山頂には一等三角点「佐主岳」が設置されている[1]。
概要
夕張山地の南部に位置し、厚真川の源流が流れる。地理院地図には記載されていない山だが登山道が存在するなど地元では知られた山となっている。
山名の「佐主」はアイヌ語の「サヌシュペ」から来ているとされるが、その意味についてははっきりしておらず、一説には「sanushupe(低い川)」と考えられている[2]。
登山
以前は炭鉱厚真川林道の厚真町側に佐主岳登山口があり山頂まで登山道が整備されていたものの胆振東部地震により現在は通行止めとなっているため登山道までのアプローチは困難になっている[3]。現在はむかわ町側から登るのがメインルートで、ホロカサヌシュベ沢川沿いの林道を尾根を周回するルートや、ホロカサヌシュベ沢川から石山の沢川の林道を逸れて佐主岳登山道がある林道まで直登するルートなどがメインルートである。
脚注
- ^ “基準点成果等閲覧サービス”. service.gsi.go.jp. 2025年4月26日閲覧。
- ^ 『新穂別町史』穂別町、1991年、260頁。
- ^ “胆振道有林のみどころ_佐主岳 - 胆振総合振興局森林室”. www.iburi.pref.hokkaido.lg.jp. 2025年4月26日閲覧。
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