八州喧嘩笠とは? わかりやすく解説

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八州喧嘩笠

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/01 16:09 UTC 版)

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八州喧嘩笠
橋幸夫シングル
初出アルバム『颯爽! 橋幸夫股旅名曲集
(SJX-10032)』
B面 気まま街道
リリース
ジャンル 歌謡曲
時間
レーベル ビクター(SV-193)
作詞・作曲 吉川静夫(作詞)
平川浪竜(作曲)
橋幸夫 シングル 年表
愛のしあわせ
(1965年3月5日)
八州喧嘩笠
(1965年)
すっ飛び野郎
(1965年4月5日)
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八州喧嘩笠』(はっしゅうけんかがさ)は、1965年3月20日に ビクターより発売された橋幸夫の63枚目のシングル(SV-193)[1]

概要

  • 1960年7月、橋は『潮来笠』でデビューし、その後毎年10枚以上のシングルを出し続け(前年は15枚、本年は13枚)、4年足らずでヒット賞を受賞したシングルは50枚を超えるという前例のない記録を樹立している。その楽曲は一部の例外を除き、作詞は佐伯孝夫、作曲は吉田正と橋の両恩師による制作であった。
  • デビューから4年を経た前年から「一度雰囲気を変えてみよう」という話がで[2]、その第1弾として、作詞は吉川静夫、作曲は平川浪竜で『大利根仁義』をリリース(1964年10月20日)した。この時期は、橋のリズム歌謡第1作『恋をするなら』が4か月間にわたり『平凡』『明星』ともに月間ランキング1位を維持しているさなかであった。股旅という対照的な曲調での並行リリースで、こちらもビクターヒット賞を獲得、これを受けて2作目として本楽曲『八州喧嘩笠』が制作された。
  • 作詞、作曲は『大利根仁義』同様、吉川静夫と平川浪竜のコンビで2回目の共演で、楽曲は、佐伯・吉田の股旅歌謡と似通った曲調となっている。
  • 八州とは関八州のことで、関東8か国、相模武蔵安房上総下総常陸上野下野をさしている。
  • c/wの「気まま街道」は、作詞はA面とおなじ吉川静夫、作曲は初めての共演となる清水保雄
  • シンガポールの歌手張少英によって『你常在我心上』のタイトルでカヴァーもされている。

収録曲

  1. 八州喧嘩笠
    作詞: 吉川静夫、作曲:平川浪竜、編曲:竹村次郎
  2. 気まま街道
    作詞: 吉川静夫、作・編曲:清水保雄

収録アルバム

  • 颯爽!橋幸夫 股旅名曲集』〈COLEZO!〉復刻版(2005年3月9日) VICL-41192
  • 『橋幸夫/豪華版全曲集』 [2CD] 1992年10月28日 VICL-40059~60
  • 『股旅演歌ベスト〈潮来笠から子連れ狼まで〉』(1986年5月21日) VDR-1195

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ 「シングルレコード・ディスコグラフィティ」橋幸夫・小野善太郎共著『橋幸夫歌謡魂』ISBN 4-948735-16-7 ワイズ出版(東京)1993/6 168-209頁参照
  2. ^ 橋幸夫著『シオクルカサ(潮来笠)の不思議な世界:エピソードで綴る波乱の歌手伝説』ISBN 978-4-87969-106-4 日刊現代(東京)2007/4 66頁



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