音を上げる

実用日本語表現辞典

音を上げる

読み方：ねをあげる
別表記：音をあげる

もう無理だ、限界だ、といった弱音を吐く。

（2011年2月13日更新）

デジタル大辞泉

音(ね)を上(あ)・げる

読み方：ねをあげる

苦しさに耐えられず声を立てる。弱音を吐く。降参する。「つらい仕事に—・げる」

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

音を上げる

出典:『Wiktionary』 (2018/06/28 05:23 UTC 版)

成句

音（ね）を上（あ）げる

1. 苦しさにこらえきれず弱音をはく。すっかり困ってしまう。降参する。
   • 「……菩提薩埵、般若波羅蜜多に依るが故に、心礙無し、礙無きが故に、恐怖有ること無し」うわーッ、な、何てだだら長いないものづくしだ。音を上げて次郎吉は経文を伏せてしまった。（正岡容 『小説 圓朝』）