青森丸 (6代)とは? わかりやすく解説

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青森丸 (6代)

(青森丸 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/01/25 03:27 UTC 版)

青森丸 (6代)
八戸水産高校の漁業実習船青森丸 2009年11月15日に横浜港の新港ふ頭で撮影
基本情報
船種 漁業実習船
船籍 青森県八戸市
所有者 青森県
運用者 青森県立八戸水産高等学校[1]
建造所 函館どつく[1]
信号符字 JCBY[2]
IMO番号 9279460[2][3]
MMSI番号 432399000[2]
経歴
竣工 2003年3月[4]
就航 2002年[2]
現況 就航中
要目
トン数 660トン[1]
長さ 65.78m[1]
10.0m[1]
深さ 4.20m[1]
最大速力 15.75ノット[1]
航海速力 13.00ノット[1]
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青森丸(あおもりまる)は、青森県が所有する漁業実習船青森県立八戸水産高等学校の実習に使用されている。本項目では、2003年に建造され就航中の6代目(?)を取り扱う。

概要

499トンの先代の代船として函館どつくで建造され、2003年3月に竣工した。

青森県内の高校で実習船を有するのは八戸水産高校のみである。 本船はマグロはえ縄漁やイカ一本釣りなどの漁業実習、航海や機関や無線通信の実習を行うほか、海洋調査能力も併せ持つ[5]。マグロ漁の実習はハワイ付近で行っている[3]

略歴

エピソード

  • 2011年3月11日に発生した東日本大震災では、ハワイ沖での実習で漁獲したマグロを水揚げする為に立ち寄っていた神奈川県三浦市三崎漁港から青森県まで、三浦市が提供した非常と三浦のボランティア達が提供した大根キャベツなどの救援物資を輸送した[6]
  • ハワイ沖で約70日間のマグロの実習を行った後の帰港はデーリー東北新聞社の記事になるのが毎年の風物詩[7]
  • 本船が実習でハワイ近海で捕獲したマグロの一部は缶詰にされ、10月に開催される水産デーで販売される場合がある[8]

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h 中小型官公庁船”. 函館どつく. 2017年4月19日閲覧。
  2. ^ a b c d 下記MarineTraffic.comによる
  3. ^ a b 八戸水産高「青森丸」航海実習を終え帰港”. Web東奥 (2017年3月29日). 2017年4月19日閲覧。
  4. ^ a b c d e f 航跡・沿革”. 青森県立八戸水産高等学校. 2017年4月19日閲覧。
  5. ^ 実習船 青森丸紹介”. 青森県立八戸水産高等学校. 2017年4月19日閲覧。
  6. ^ 青森丸・母港の被災地に救援物資。”. 三崎の住人 (2011年3月21日). 2017年4月19日閲覧。
  7. ^ 八水高実習船「青森丸」 国際航海終え帰港”. デーリー東北新聞社 (2015年11月17日). 2017年4月19日閲覧。
  8. ^ 八戸水産高で「水産デー」 新商品3種販売”. デーリー東北新聞社. 2017年4月19日閲覧。

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