青木川 (庄内川水系)とは? わかりやすく解説

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青木川 (庄内川水系)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/08 02:18 UTC 版)

青木川
水系 一級水系 庄内川
種別 一級河川
延長 20.85[1] km
流域面積 51.8[1] km2
水源 犬山市上野付近(愛知県
河口・合流先 五条川愛知県
流域 愛知県
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小牧市春日井市周辺河川の位置関係図
御囲堤建造以前の木曽川派川(木曽八流)の様子(緑は木曽川本川および主要派川)

青木川(あおきがわ)は、庄内川水系の一級河川愛知県犬山市丹羽郡扶桑町一宮市稲沢市を流れる。五条川を経て新川に合流する3次支川[2][3]

地理

愛知県犬山市上野付近に源を発し[1]一宮市丹陽町五日市場稲沢市下津町の境目付近で五条川に合流する[4]。河川延長は20.85キロメートル[1]

江戸時代以前の木曽川犬山扇状地上で氾濫して生まれた派川の1つが、御囲堤建造後に悪水となって残った河川[1]。古くは主要な本流の1つが流れた流路で一之枝川と呼ばれた[5]。名前は「扇状地」の「扇」を「あおき」と呼んだことに由来するとされる[6]

水源からおおむね南西に流れながら次第に悪水を集めて水量を増し、一宮市千秋町小山で東千秋川、一宮市丹陽町重吉般若川、一宮市三ツ井で縁葉川と合流し、一宮市・稲沢市境を流れて五条川合流点に至る。

2000年平成12年)9月の東海豪雨で庄内川および新川流域では大きな被害が発生しており、河川激甚災害対策特別緊急事業の一環として支流の青木川では般若川・昭和川・奈良子川と併せて洪水を地下を通して江南市宮田神明町の排水機場から木曽川(南派川)に排水する「青木川放水路」が計画され、2012年(平成24年)5月までに昭和川以北の約5キロメートルの区間が供用されている[7][8]

支流

出典

  1. ^ a b c d e 角川日本地名大辞典「青木川【あおきがわ】」”. JLogos. 2022年12月9日閲覧。
  2. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川コード表編)” (PDF). 2022年12月9日閲覧。
  3. ^ 国土交通省中部地方整備局. “河川コード台帳(河川模式図編)” (PDF). 2022年12月9日閲覧。
  4. ^ 青木川 [8505080040 庄内川水系 地図| 国土数値情報河川データセット]”. ROIS-DS Center for Open Data in the Humanities. 2024年6月3日閲覧。
  5. ^ 愛知県 (2018年11月7日). “川筋の変遷とその痕跡-愛知県の河川の歴史-”. 2022年11月15日閲覧。
  6. ^ 葵エンジニアリング. “青木川 あおきがわ(五条川支流)”. 2023年4月24日閲覧。
  7. ^ 一宮市. “東海豪雨水害以後の新たな取り組みは?”. 2022年12月9日閲覧。
  8. ^ 愛知県. “一宮建設事務所 一級河川 青木川放水路(新川水系)”. 2022年12月9日閲覧。



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