電磁直通ブレーキ化・組成変更と運転台撤去車化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/04/22 03:12 UTC 版)
「近鉄3000系電車」の記事における「電磁直通ブレーキ化・組成変更と運転台撤去車化」の解説
ブレーキには在来車と互換性がなく、併結に支障をきたし運用面で不都合が多かったため、1991年に手戻りではあるが、HSC-R(電磁直通ブレーキ・回生制動付)化が行われ、運転台が8600系と同様の構成、ノッチ設定が他の奈良線区車両に合わせて進め保ち式に変更され、4両固定編成に組成変更した。これにより、在来車との連結も可能となった。この際、モ3000形モ3002は運転台撤去車化されたが、ステンレス鋼製のため、8400系モ8450形モ8459や8600系サ8150形サ8167と異なり、改造が難しく、撤去された運転台部分の前照灯・尾灯や乗務員室扉など外見はそのまま残置された。
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