電子メールアドレスを題材にした例
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/22 07:15 UTC 版)
「バッファオーバーラン」の記事における「電子メールアドレスを題材にした例」の解説
コンピュータプログラムを作るとき、固定長のバッファとよばれる領域を確保してそこにデータを保存するという手法がよく使われる。 たとえば、電子メールアドレスは200文字を超えないだろうと予想して 200文字分の領域をバッファとして用意する。 ユーザが200文字より長いメールアドレスを入力する。 プログラムがバッファの大きさをチェックせずに入力データを書き込む。 バッファとして確保した領域をはみだしてデータが書き込まれてしまう。 これがバッファオーバーランである。仮にはみ出した部分にプログラムの動作上意味を持つデータがあれば、これを上書きして破壊することにより、プログラムはユーザの意図しない挙動を示すであろう。 このようにバッファオーバーランは、プログラムが用意したバッファの大きさを超えてデータを書き込んでしまうバグである。
※この「電子メールアドレスを題材にした例」の解説は、「バッファオーバーラン」の解説の一部です。
「電子メールアドレスを題材にした例」を含む「バッファオーバーラン」の記事については、「バッファオーバーラン」の概要を参照ください。
- 電子メールアドレスを題材にした例のページへのリンク