雲辺寺ロープウェイとは? わかりやすく解説

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雲辺寺ロープウェイ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/09 05:51 UTC 版)

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雲辺寺ロープウェイ
上は山麓駅、下は山頂駅

雲辺寺ロープウェイ(うんぺんじロープウェイ)は、香川県観音寺市雲辺寺山に架かる[1]四国ケーブル運営のロープウェイである。

概要

1987年昭和62年)3月28日 開業[1]。山麓駅から山頂駅まで全長2,594m[1]、高低差657mを毎秒10mのスピードで約7分間かけて運行されている。前方には瀬戸内海燧灘三豊平野を眼下に望み、遠くには瀬戸大橋中国地方を眺望できる。山頂駅には四国八十八箇所の第66番札所雲辺寺があり[1]、巡礼者の参拝で利用されている。隣接する雲辺寺山頂公園(四国ケーブル管理)には天空のブランコや天空のフォトフレームなどSNS映えするスポットが続々と誕生している。

駅および周辺

  • 山麓駅(標高260m 地図
    • 雲辺寺山登山口:山麓駅脇に登山口があり約2時間で山頂。
    • 句碑:雲辺寺77世宣昭「旅うれし只ひとすじに法の道」昭和62年3月27日建立。
    • 雲辺寺ヶ原史跡広場:約400haにおよぶ丘陵地帯で明治34年以来45年間山砲の射撃場でトーチカが残っている[2]
  • 山頂駅(標高916m 地図
    • 四国八十八箇所第66番札所「雲辺寺」
    • 雲辺寺山頂公園:天空のブランコ、天空のフォトフレームなど
    • 毘沙門天展望館:標高927mの最高所に建つ。

特記事項

  • 運行は年中無休。
  • 山麓駅には団体客用バスに対応できる広い駐車場や飲食店、土産販売店が整備されている。
  • 山麓駅付近の第二駐車場に2021年4月よりブルートレイン2両(オハネフ25 2209、206)が設置され、今後宿泊施設として活用される予定である。
  • 雲辺寺納涼祭(毎年8月のお盆、会場:山麓駅駐車場)
  • 山頂駅は鉄道事業法および軌道法に基づく路線の駅において、香川県内では最南端の駅である。

接続交通機関

  • 山麓駅
    • 観音寺市のりあいバス
      • 観音寺駅または豊浜駅から五郷高室線で「谷上(教育センター)」下車徒歩40分(約3km)

脚注

  1. ^ a b c d 鉄道ジャーナル』第21巻第8号、鉄道ジャーナル社、1987年7月、 126頁。
  2. ^ 現地説明看板より

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