雪ノ下白蓮宅の場
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/24 13:38 UTC 版)
清吉とおさよは夫婦揃っての悪党になり、連れ立って白蓮の家に強請りに行く。白蓮が手切れ金に渡した小判の包み紙に清吉が極楽寺の役僧のときに押した刻印があるのがわかり、清吉夫婦は図に乗って恐喝するが、実は白蓮こそ天下の大泥棒大寺正兵衛であり、しかも清吉が幼い時に生き別れた実の兄であることが分かる。思わぬ因縁に驚く三人であったが白蓮の下男に変装していた役人寺澤搭十郎に知れる事となり、捕り手に囲まれる。白蓮実は正兵衛の女房はわざと夫の手に係り死ぬ。清吉、おさよ、正兵衛の三人は捕り手の包囲を脱して逃げさる。
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