集中定数型
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/04/11 02:10 UTC 版)
「バラン (電子工学)」の記事における「集中定数型」の解説
一般的なバランは単にトランスのどちらか一方のポートを大地アースまたはシャーシアースから浮かせて(非接続にして)、平衡側の回路に接続したものである。トランスなのでインピーダンス比の変換を同時に行うこともできる。通常、これ以外の機能は無く電源も必要としない。 家庭用のテレビ受像機やアンテナでは4:1のインピーダンス比を持ち、標準的な300Ωのリボンフィーダーと75Ωの同軸ケーブルを整合させるためのバランが用いられている。メガネコアと呼ばれる穴の2つ空いた専用のコアに線を巻いたものが使われる。
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