開放隅角緑内障・高眼圧症
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 09:12 UTC 版)
「ラタノプロスト」の記事における「開放隅角緑内障・高眼圧症」の解説
開放隅角緑内障または高眼圧症(IOP≥21mmHg)患者に対する質の高い臨床試験の結果、ラタノプロストの単剤投与1-12ヶ月でIOPは22-39%低下した。ラタノプロストは4つの無作為化二重盲検臨床試験の内3つでチモロールより有意にIOPを低減した。ラタノプロストは1-2年の臨床試験期間中、安定した効果を見せ、効果の減弱は観察されなかった。 メタアナリシスの結果、チモロールよりもIOP低下効果が高い事が示された。虹彩色素沈着が発現した例があったが、悪性のものではないとされ、2001年時点では長期経過観察中とされた。使用方法は、1日1回の点眼とされ、過量に使用すると効果が減弱することが知られている。
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