長音符の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/06 22:14 UTC 版)
長音符は外国語を表すのに使われたのが始まりといわれ、江戸の儒学者なども使っていたが、明治時代に一般的となった。引く音の「引」の右側の旁(つくり)から取られたという説がある。 1900年(明治33年)、小学校令施行規則によって小学校の教科書に棒引き仮名遣いを使うことが定められた。これは漢字音や感動詞の長音を「ー」を使って表すというもので、「校長」を「こーちょー」、「ああ」を「あー」、「いいえ」を「いーえ」とするような仮名遣いであった。しかし、1908年(明治41年)に文部省令で廃止された。
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