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長野徹

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/31 15:25 UTC 版)

長野 徹(ながの とおる、1962年 - )は、日本のイタリア文学者、翻訳家東京大学助教。

山口県生まれ。山口県立宇部高等学校[1]、1986年東京大学文学部イタリア文学科卒、1996年同大学院博士課程修了[2]、「ディーノ・ブッツァーティの作品における<幻想>の主題と構造」で文学博士。 1995年 - 1996年イタリア政府給費留学生としてパドヴァ大学文学部に学ぶ[3]。1997年東大文学研究科南欧語南欧文学研究室助手、2007年助教。

2023年、ディーノ・ブッツァーティ『動物奇譚集』の翻訳により須賀敦子翻訳賞を受賞。

翻訳

  • 『光草』(ロベルト・ピウミーニ、小峰書店) 1998
  • 『ラビーニアとおかしな魔法のお話』(ビアンカ・ピッツォルノ作、エマヌエーラ・ブッソラーティ絵、小峰書店) 2000
  • 『おじいちゃんの桜の木』(アンジェラ・ナネッティ作、アンナ&エレナ・バルブッソ絵、小峰書店) 2002
  • 『ポリッセーナの冒険』(ビアンカ・ピッツォルノ作、クェンティン・ブレイク絵、徳間書店) 2004
  • 『ジュリエッタ荘の幽霊』(ベアトリーチェ・ソリナス・ドンギ作、エマヌエーラ・ブッソラーティ絵、小峰書店) 2005
  • 「イタリアからのおくりもの 5つのちいさなファンタジア」(汐文社
    『アマチェム星のセーメ』(ロベルト・ピウミーニ) 2006
    『木の上の家』(ビアンカ・ピッツォルノ) 2006
    『ベネチア人にしっぽがはえた日』(アンドレア=モレジーニ) 2006
    『ドロドロ戦争』(ベアトリーチェ・マジーニ) 2007
  • 『キスの運び屋』(ロベルト・ピウミーニ、PHP研究所) 2006
  • 「バレエ・アカデミア」(ベアトリーチェ・マジーニ、ポプラ社
    1. 『バレエに恋してる!』 2007
    2. 『きまぐれなバレリーナ』 2007
    3. 『バレリーナの恋人は、天使!?』 2008
    4. 『夢みるトウシューズ』 2008
    5. 『バレリーナの挑戦!』 2008
    6. 『バレリーナのおきゃくさま』 2008
  • イクバルと仲間たち 児童労働にたちむかった人々』(スーザン・クークリン、赤塚きょう子共訳、小峰書店、ノンフィクション・Books) 2012
  • 『逃げてゆく水平線』(ロベルト・ピウミーニ、東宣出版、はじめて出逢う世界のおはなし イタリア編) 2014
  • 『兵士になったクマ ヴォイテク』(ビビ・デュモン・タック、フィリップ・ホプマン絵、汐文社) 2015
  • 『絵物語』(ディーノ・ブッツァーティ、東宣出版) 2016
  • 『愉しき夜 ヨーロッパ最古の昔話集』(ジョヴァン・フランチェスコ・ストラパローラ、平凡社) 2016
  • 『古森の秘密』(ディーノ・ブッツァーティ、東宣出版、はじめて出逢う世界のおはなし) 2016
  • 『魔法にかかった男』(ディーノ・ブッツァーティ、東宣出版、ブッツァーティ短篇集) 2017

脚注

  1. ^ 『週刊朝日』(1982年「東大合格者高校別一覧」
  2. ^ researchmap
  3. ^ 「バレエ・アカデミア」訳者紹介

関連項目

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