長宗我部氏掟書とは? わかりやすく解説

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長宗我部氏掟書

読み方:チョウソガベシオキテガキ(chousogabeshiokitegaki)

長宗我部元親・盛親父子が領国支配のため制定した分国法

別名 長宗我部元親百箇条


長宗我部元親百箇条

(長宗我部氏掟書 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/16 08:12 UTC 版)

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長宗我部元親百箇条』(ちょうそかべもとちかひゃっかじょう)とは、土佐国戦国大名である長宗我部元親盛親親子が1597年5月10日慶長2年3月24日)に制定発布した分国法である。

主な内容

  • 喧嘩・口論は硬く停止する。この旨に背き、勝負に及べば理非によらず成敗する。
  • 国家への反逆・国中への悪口・流言蜚語は重罰刑とする。また、賭博禁止・犯人隠匿には連座制をもって処罰する。
  • 喧嘩・博奕・大酒・踊・相撲見物・遊山振舞などは禁止する(備考として、1573年時点では相撲が行われており、『土佐物語』に流れ力士である源蔵の逸話が見られる)。
禁酒令は重臣でもある福留儀重に諌められ撤回。
  とされるが、儀重の生存年代と百箇条公布の年代が合わない。
  • 隠田の禁止。難渋の場合、(百姓の)首をはねる事。
  • 第一鉄砲、弓馬を専ら心がけること。
  • 密懐法。武家の夫は妻が密通を行った場合、妻を殺害すべし。しない場合は夫、妻、姦夫の三者すべて処刑とする。


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