鏡のお城のミミとは? わかりやすく解説

鏡のお城のミミ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/09/03 16:18 UTC 版)

鏡のお城のミミ
ジャンル 冒険[1]ファンタジー[1]
小説
著者 倉世春
イラスト 水谷悠珠
出版社 集英社
レーベル コバルト文庫
刊行期間 2003年5月 - 2007年12月
巻数 全16巻(本編14巻+短編集2巻)
テンプレート - ノート
プロジェクト ライトノベル
ポータル 文学

鏡のお城のミミ』(かがみのおしろのミミ)は、倉世春による日本ライトノベルイラスト水谷悠珠が担当している。コバルト文庫集英社)にて2003年5月から2007年12月まで刊行された。

あらすじ

アメデ村で暮らしているミミとフィディル。のんびり平和にくらしていたが、ある日フィディルがさらわれてしまう。ミミはフィディルを取り戻すために、「鏡のお城」ことカンタン王城へ行き、男装して下男になる。そこで、エリックという少年に出会い、運命が変わる。

登場人物

キャストはドラマCDのもの

主要人物

ミミ
声 - 前田愛
主人公。亜麻色の髪に藍色の目をもつ少女。実家はアメデ村の旅籠。ラファエルとセシルの間に生まれた。
さらわれたフィディルを取り返すべく王城に潜り込むなど、性格は行動的で強気だが、恋にはかなり奥手である。
エリック・セヴラン
声 - 高橋広樹
カンタン王国元第一王子。青く光る茶色の髪に水色の目。
クロティルド王国の国王テオバルトとソフィーの間に生まれた。カンタン国王の実子ではないため、王位継承権を放棄、フィディルを城に連れてきた。
クロティルド王子としての名は「エーリヒ・アマディウス」。
ベアトリスとは従姉弟同士で元許婚。

カンタン王国

フィディル
カンタン王国王太子。金髪金目の少年。
ミミの弟として生活していたが、種違いの姉弟である事が途中でわかった。
ギヨーム三世とセシルの間に生まれた。ベアトリスの婚約者。
ジャン=バティスト・カルネー
声:諏訪部順一
カンタン王国カルネー公爵ステファーヌ・フィリップとソランジュの息子。
金髪に褐色がかった金の目を持つ。父親が先々王の弟にあたるため王位継承者の一人でもある。ミミのことが好きで求婚する火薬マニアの変わり者。
ギヨーム三世
カンタン王国現国王。王太子時代の名前はロドルフ。フィディルの実父。
ソフィー
カンタン王国現王妃。エリックの実母。マルグリット大公の妹。
名前は、クロティルドの発音では「ゾフィー」となる。
セルジュ・ブラン
ジュリエットの兄。元カンタン王国の近衛隊副隊長、エリックの側近。
エリックが王位継承権を放棄してからはフィディルの従者、教育係となるが、のちに投獄。エリックに助けられ放浪の身となる。
ジュリエット・ブラン
セルジュの妹。カンタン王国女官。
ギー・ギー
もと山賊の少年。山賊時代は「赤目のギー・ギー」と呼ばれていた。
義理人情に厚い。十二歳で結婚し、息子もいる。
コンスタンタン
ギー・ギーの息子。強い人間にしか懐かない。
クー・ガスパール
もと山賊の少女。レーモン村の住人。父ガスパール亡き後はレーモン村のリーダーとなる。ギー・ギーをガスパールの仇と思い込んでいた。ギヨーム三世のことを「髭オヤジ」と呼んだことがある。
ステファーヌ・フィリップ・カルネー(カルネー公爵)
カンタン王国の有力貴族であり、王国の三分の一もの領地を持つ。
九十歳を越えているが、その権力はいまだ衰えない。先々代のカンタン国王ギヨーム一世の弟。
多くの愛人を持つが、七十近くでソランジュと出会ってからはソランジュ一筋。年は離れているものの、相思相愛である。嫡出子にジャン=バティストがいる。
ポール
ミミの幼馴染。セシルを慕っていた。

マルグリット公国

ベアトリス・ラウラ・シュゾン
マルグリット公国第一公女。将軍位も持ち、「鉄の公女」と呼ばれる。
従弟のエリックと婚約していたが、エリックがカンタン王国王太子の座をフィディルに譲ったため、フィディルの婚約者となる。
幼い頃は、エリックに「ビード」という愛称で呼ばれていた。
アニェス
マルグリット公国第二公女。
コレット
マルグリット公国第三公女。
マクシム
マルグリット公国ヴィジュエ州総督。ベアトリスに熱烈な片思いをしているが、本人にはあまり相手にされていない。

クロティルド王国

テオバルト
クロティルド国王。エリックの実父。
ルイーシャ
クロティルド王国王妃。王宮入りした時の王妃はソフィーだった。
リヒャルト(エーリヒ・リヒャルト)
テオバルトとルイーシャの間に生まれた、エリックの異母弟。
ファーデン
シルトの砂漠の有力部族の族長の孫。
クロティルド一のいい女と名高い。リヒャルトとは恋仲であるが、本人達の意とは裏腹にエリックの正妻にされる。

既刊一覧

脚注

  1. ^ a b 『おすすめ文庫王国 2007』本の雑誌社、2007年12月10日、29頁。ISBN 978-4-86011-078-9 




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