鎌状突起(れんじょうとっき、かまじょうとっき、英: falciform process、羅: processus falciformis)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/13 06:02 UTC 版)
「魚類用語」の記事における「鎌状突起(れんじょうとっき、かまじょうとっき、英: falciform process、羅: processus falciformis)」の解説
魚類の眼球にあり、レンズの遠近調節を司る膜状組織。毛様体と同じような働きをする。脈絡膜の一部から突出する眼状体で、やや曲がった先端(ハラー鈴状体)がレンズの中に入っている。鎌状突起内部には平滑筋のレンズ牽入筋があり、この収縮により、レンズは網膜に近づく方向に移動するので遠方に視度を調節できる。
※この「鎌状突起(れんじょうとっき、かまじょうとっき、英: falciform process、羅: processus falciformis)」の解説は、「魚類用語」の解説の一部です。
「鎌状突起(れんじょうとっき、かまじょうとっき、英: falciform process、羅: processus falciformis)」を含む「魚類用語」の記事については、「魚類用語」の概要を参照ください。
- 鎌状突起のページへのリンク