瑞宝寺公園
(錦繡谷 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/08/10 05:45 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動瑞宝寺公園 | |
---|---|
![]() 日暮しの庭 | |
分類 | 都市公園 |
所在地 | |
座標 | 北緯34度47分44.2秒 東経135度15分19.3秒 / 北緯34.795611度 東経135.255361度座標: 北緯34度47分44.2秒 東経135度15分19.3秒 / 北緯34.795611度 東経135.255361度 |
面積 | 3.9ha |
設備・遊具 | 旧瑞宝寺山門、十三重石塔、紅葉茶屋 |
駐車場 | なし |
瑞宝寺公園(ずいほうじこうえん)は、兵庫県神戸市北区の有馬温泉郷にある都市公園。温泉街の最高部(標高500m)に位置する。紅葉の名所として知られている。
概要
明治初期に廃寺になった黄檗宗瑞宝寺の跡地を、神戸市が1951年に公園として整備した[1]。
歴史的には、豊臣秀吉も有馬をたびたび訪れていた。秀吉が「いくら見ても飽きない」などと瑞宝寺の紅葉を気に入ったという故事から、この地の紅葉には「日暮しの庭」、「錦繍谷」の別称がある。また秀吉が囲碁を打ったとされる石の碁盤も、公園内に残されている[2]。
旧瑞宝寺の山門は、1868年に京都の伏見桃山城から移築されたもので、1976年に神戸市によって保存修復されている。
公園内には、小倉百人一首にも詠まれている和歌「有馬山猪名の笹原風吹けばいでそよ人を忘れやはする」(大弐三位)の歌碑がある。また毎年11月2日・3日には「有馬大茶会」が公園内で開かれる[3]。
園内
- 旧瑞宝寺山門 - 伏見桃山城より移築
- 十三重石塔 - 江戸時代後期建築、黄檗宗第25代華頂文秀が建立
- 瑞宝寺歴代の塔
- 紅葉茶屋
- 石の碁盤 - 豊臣秀吉が愛用したと伝わる
- 大鼓滝
交通アクセス
脚注
- ^ 瑞宝寺公園| 兵庫県観光情報サイト ひょうごツーリズムガイド(2018年9月12日閲覧)
- ^ 瑞宝寺公園|神戸公式観光サイトFeelKOBE(2018年9月12日閲覧)
- ^ 神戸新聞NEXT|総合|紅葉めで太閤しのび大茶会 神戸・有馬温泉(2018年9月12日閲覧)
関連項目
外部リンク
- 瑞宝寺公園 | 有馬温泉観光協会公式サイト (2018年9月12日閲覧)
- 瑞宝寺公園|神戸の身近な公園情報|神戸市公園情報 (2018年9月12日閲覧)
- 瑞宝寺公園|神戸電鉄ホームページ (2018年9月12日閲覧)
|
固有名詞の分類
- 瑞宝寺公園のページへのリンク