鋸歯の有無・形状
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/30 13:41 UTC 版)
とくに註のない和名、英名は清水 (2001)による。ラテン語、特徴は葉の形態の用語(英語版)より。 形状用語読み英語ラテン語特徴 全縁(全辺) ぜんえん entire Forma integra 平坦、滑らかな縁で、鋸歯はない。 毛縁 もうえん ciliate ciliata 縁毛がある。 長毛縁 ちょうもうえん fimbriate ふさ毛がある。 深波状(湾ある) しんはじょう sinuate sinuosa 深く、波のような彎入。粗い円鋸歯状。 波状 はじょう undulate,repand undulata 深波状より狭い波のような縁。 円鋸歯状(鈍鋸歯状) えんきょしじょう(どんきょしじょう) crenate,scalloped crenata 波のような鋸歯をもつ。円い歯状。 小円鋸歯状(小鈍鋸歯状) しょうえんきょしじょう(しょうどんきょしじょう) crenulate crenulate 細かい円鋸歯状。 鋸歯状 きょしじょう serrate,saw-toothed serrata 鋸歯の先は葉の先を向き、非対称。 細鋸歯状 さいきょしじょう serrulate serrulata 細かい鋸歯状。 歯状(歯牙縁) しじょう(しがえん) dentate,toothed dentata 歯牙をもつ。鋸歯の先は開出し、歯の先を向かない。 大きな歯牙を持つものを coarsely dentate、腺をもつものをglandular dentateと呼ぶこともあるdoubly serrate。 細歯状(細葉牙縁) さいしじょう denticulate denticulata 細かい歯牙がある。 重鋸歯(重鋸歯状) じゅうきょし biserrate,double serrate,doubly serrate duplicato-dentata それぞれの鋸歯に小さな鋸歯がある。 鋭浅裂(欠刻縁) えいせんれつ(けっこくえん) incised 欠刻がある。 spiny,pungent spiculata アザミのように堅く尖った先端がある。
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