鈴渓資料館
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施設情報 | |
管理運営 | 株式会社テンガイ |
開館 | 1985年 |
所在地 | 〒479-0807 愛知県常滑市小鈴谷亀井戸4-3 |
位置 | 北緯34度49分53.0秒 東経136度52分1.8秒 / 北緯34.831389度 東経136.867167度 |
プロジェクト:GLAM |
鈴渓資料館(れいけいしりょうかん)は、愛知県常滑市小鈴谷にある資料館。
盛田家本家の敷地内にあり、盛田昭夫とその妻の記念館である盛田昭夫塾に本家を挟んで隣接する。当館の名称にある鈴渓とは小鈴谷村(現・常滑市小鈴谷)に由来し、鈴谷の谷を溪に置き換えて音読したものである[1][2][3]。
概要
十五代盛田家当主の盛田昭夫が盛田家に伝わる江戸時代初期から、昭和戦前・戦中期の盛田家に関する貴重な古文書や生活道具などの歴史資料を天災などから守るために建設したもので、1985年に開設された[1][3]。
館内には資料の保管に用いられてきた新倉と紙倉と呼ばれる2つの土蔵を当時のまま保存している[3][4]。2つの土蔵のうち新倉は盛田家の私的なものを保管する蔵であり、書籍や古文書類、生活用具などが保管されている。また、紙倉には小鈴谷村で庄屋を務めた時代の村方文書や醸造業の経営文書などが保管されており[3]、館ではこれら盛田家にまつわる貴重な資料の一部を展示している。
なお、不動産の管理や施設の管理・運営は盛田昭夫の長女である岡田直子が代表を務める株式会社テンガイが行っている[5]。また、資料の保存展示や研究に関する事業を一般財団法人天涯文化財団が行っているが、こちらも岡田が代表を務めている[6]。
交通アクセス
出典
- ^ a b c d e f “鈴渓資料館”. わお!パンフ. 2025年9月19日閲覧。
- ^ “COCONUTS CLUB. 3. March. 2020 歩いて探る、地名の謎 其の四谷と海の小鈴谷編”. 知多半島ケーブルネットワーク株式会社. 2025年9月19日閲覧。
- ^ a b c d “日本福祉大学チャレンジファイル #11 知多半島の発展”. 日本福祉大学70周年サイト. 日本福祉大学. 2025年9月19日閲覧。
- ^ “特集 常滑小散歩”. LIXIL. 2025年9月19日閲覧。
- ^ “会社概要”. 株式会社テンガイ. 2025年9月19日閲覧。
- ^ “一般財団法人天涯文化財団”. 学びネットあいち. 愛知県. 2025年9月19日閲覧。
関連項目
外部リンク
- 鈴渓資料館のページへのリンク