釘に球道ができる
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/12 05:57 UTC 版)
遊技客に人気の機種は撤去されることも無く数年間設置された状態になる。稼働が良いわけだから遊技球が繰返し通る釘は磨耗が進む。磨耗が進むと当然、釘が折れたりする。また、球は殆ど磨耗部分を通過することになる。 釘痩せは一般的に釘に球道ができたとか釘がヤセたと表現するが釘痩せが進むと釘調整しても効果を得られにくくなる。図、釘の部位の釘痩せ部で示したように磨耗が進む。この症状は天釘や誘導釘のみならず大小の差こそあれ全ての釘に発生する。 命釘の釘痩せに気づかないと閉めても閉めても効果が得られないので「ゴト」をやられているのではないかと善良な遊技客に対しても疑心の目で見ることになる。球ゲージも、板ゲージも釘痩せ部以外の箇所が計測部となることが多い。 釘痩せによる影響を解消するには警察署へ変更承認書を提出して承認を得た後に痩せた釘を新品釘に交換することにより解消することができる。
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